結婚式に向けて夫婦でダイエット　夫の不用意な言葉で姑が誤解？

　結婚当初は共働きでしたが、お互いがお互いを監視し合うように、ダイエットを頑張ったと当時を振り返ります。昼食は持参した雑穀や玄米おにぎりを食べ、もし付き合いで外で食べることになっても動物性や脂っこい食事などは徹底的に避け、さらに帰宅後には一緒にランニングへ行っていたというおふたり。結婚して一緒に住み始めて3か月で、由美子さんは5.4kg、旦那さんはなんと8.5kgの減量に成功したそうです。

「6月末頃、身体がだいぶ絞れてきたので、秋に控えた結婚式の衣装を見に行くことにしました。その際に義母も自分の留袖のレンタルをしたいから一緒に行くって言いだしたんですよ」

　ダイエットが順調だったこともあり、義母の同行を快諾したという由美子さん。しかし、その気持ちとは裏腹に、久々に会った義母の反応は予想に反するものでした。

「会って早々『ねえ、どうしちゃったの？　痩せちゃって』ってすごい勢いで質問攻めでした。いくらふたりで『ダイエットしたからだ』って言っても『ちゃんと食べてないんじゃない？』『どこか悪いの？』『由美子さん、そんなに仕事が忙しいのかしら？』ってしつこくて……」

　そんな中、旦那さんが口を開き、こう言ったといいます。

「夫が『体は大丈夫だよ。それに由美子は、料理を作ってくれるよ』と言ったんです。そしたら、義母さんが『じゃあ、昨日は何を食べたの？』と夫に詰め寄ったんです。もはや『ダイエットしてる』が通じない義母に、私としては適当にお茶を濁して欲しかったのに、バカ正直な夫は『うーん、豆腐とか蒸したキャベツとか、煮豆とかだよ』と。すると『あんた、今まで豆腐とか豆とか食べなかったじゃない』となって、ますますややこしくなってしまいました。ゆっくりドレスを選ぶこともできず、その日は義母の留袖と義父のモーニングだけ選んで早々に解散しました」

　しかし、それで終わりではありませんでした。むしろ「始まり」だったのです。7月のある日、由美子さん宛てに突然荷物が届いたそうです。