仕事・人生
人気ピザ店をベトナムで経営する30代日本人夫婦 世界が注目する「人材育成術」とは
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「循環型の島を作りたい」 早苗さん夫妻が描くさらなる“野望”
前職まで飲食業の経験はなく、大手メディア企業で働いてた早苗さん夫妻。もともと夫の陽介さんの趣味が高じてピザ屋を始めたというが、最終目標はエネルギーを循環型にし、すべてが一か所で完結した島を作りたいという。
「夫は島のオークションサイトとかも見たそうなのですが、土地だけで11億円とかするんですよ(笑)。さすがにいきなり挑戦するのは難しいだろうとなって、最初のステップとしてレストランを始めました。いずれは宿泊施設にしたり、学校を経営するなどしていって、いつか島になればいいなという、ざっくりとしたイメージを持っています」
すでに店舗内で循環を取り入れ、食物サイクルやフードマイレージ(食物輸送)ゼロを実践し始めている同店。現在は首都ハノイとリゾート地のニャチャン、ホーチミンに2店舗を出店する予定だという。
着々と夫婦の理想を実現していく早苗さんの顔には、大きなスマイルが輝いている。
(Hint-Pot編集部)