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知らなきゃ損 鍋料理の旨みを逃さないフタの“魔法”

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:中野 琴恵

加熱するときはフタをしよう【写真:Hint-Pot編集部】
加熱するときはフタをしよう【写真:Hint-Pot編集部】

ついフタせずに加熱はNG 大事なのはフタのタイミング

○その2 フタのタイミング「大きく2回」
 「おおざっぱに作ってもおいしくなるのが鍋の良いところですが、実は加熱する際にポイントとなるのはフタ。大きく分けて2回、フタをするタイミングがあるんです。上手にフタをすると、よりおいしく短時間で仕上がります」と中野さん。1回目は、つゆを加熱する時。加熱時間の短縮とつゆの蒸発を防ぎます。2回目は食材を入れてしっかりと火を通す時。フタをすることで食材を煮えやすくします。つい、フタをせずに加熱していませんか?

○その3 シメはちょい足し「鍋つゆに味をプラスする」
 マンネリ化しがちな鍋のシメ。「うどん、中華麺、ごはんなど、鍋のシメはいろいろありますが、つゆにちょい足しすると味にバリエーションが広がり、最後までおいしくなります」と話す中野さんのちょい足しのオススメは、カレールー、ラー油、豆乳とチーズ。簡単レシピは次の通りです。

▼カレーうどん=和風だし系のつゆ+カレールー+うどん
▼担々麺=ごま系のつゆ+ラー油+中華麺
▼チーズリゾット=ごま系つゆ+豆乳+チーズ+ごはん

 食べたいシメから鍋つゆの味を選びたくなるかも。今晩、いかがでしょうか。

(Hint-Pot編集部)

中野 琴恵(なかの・ことえ)

キッコーマン食品プロダクト・マネジャー室メニュー開発グループに所属。キッコーマン商品を使った、簡単で美味しいメニューや季節の食材を使ったメニューを開発。
同社サイトでは、この冬イチ押しの発酵だし鍋つゆを使ったおすすめ鍋やアレンジレシピなどを公開。https://www.kikkoman.co.jp/kikkoman/hakkoudashinabe/