大切にしているペットが後をついてくるのはかわいいもの。ツイッターではお風呂場についてきたねこが、立ち上がって呆然としている動画が話題になっています。なぜねこはショックを受けてしまったのか……。2.4万件以上の“いいね”を集めた投稿について、飼い主のelka（@elka_mochi）さんに話を伺いました。

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お風呂場で呆然…その小袋を「おやつかな」と勘違い!?

　お風呂場で立ちすくんでいるねこは「ミー」ちゃん。5歳になる女の子です。飼い主さんがお風呂に入ろうとする時は、いつも後をついてきます。浴槽をのぞいたり、入浴が終わるまでドアの前で待っていたりと、飼い主さんが大好きなよう。でも、飼い主さんが思わずカメラを向けたこの時は、他にも“目当て”がありました。

　湯船につかりながら香りを楽しもうと、小袋に入った入浴剤を手にお風呂場に向かった飼い主さん。ミーちゃんはその小袋を「おやつかな」と勘違いしていたようです。

「しばらく入り口でじっとしていましたが、少しすると『おやつじゃなかったんだなー』といった様子で甘えにきていました」と振り返ります。

　ミーちゃんは「あれ？　お菓子じゃないの」とでも言うように、何度も立ち上がって確認。「え？」とショックを受けたような顔をするミーちゃんを見て、飼い主さんは「正直『なんだあのポーズ』と笑ってしまいました」とのこと。また「5年暮らしていて今までまったく見たことがない姿」があまりにも印象的だったため撮影しました。

　ミーちゃんのかわいい勘違いを見てほしいと「おやつだーと思ってお風呂までついてきたのに、中身を湯船に投入されて直立するねこ。飼い主が持ってたのは入浴剤ですよ……」という文章とともに動画を投稿。約2.4万件の“いいね”がつく注目を集めました。

　リプライ（返信）にも「こうやって進化してくんだろうなぁ」「ショックのあまり“ねこ”まないとよいのですが……」「体幹の強さっ！」などの感想が寄せられています。

　飼い主さんはこの反響にびっくり。「ここまでの反響があるとは思っていなかったので驚いています。ミーちゃんに『ツイートが1万“いいね”いったらおやついっぱい買ってこようね』と約束をしたので、大好物のおやつをプレゼントしたいと思います」と教えてくれました。

生後半年で母ねこと別れ　飼い主さんが見かねて保護

　かわいい姿で楽しませてくれたミーちゃんは、元々飼い主さんの自宅の庭にやってくる野良ねこだったそう。

「母親とともに来ていましたが、しばらくすると母ねこがいなくなってしまいました。他のねこにいじめられるようになってしまったので、見かねて保護をしました」と出会った５年前を振り返ります。

　保護後に動物病院へ連れて行った時、飼い主さんの母親が「ミーちゃん」と仮で付けていた名前がそのまま正式な名前になりました。獣医師の見立てでは生後半年くらいだったそうです。

　甘えん坊で、ビビり屋さんというミーちゃん。ツイートが無事に1万“いいね”を超えた今、おやつをたっぷりもらっていることでしょう。これからもたくさんかわいがってもらってくださいね。

（Hint-Pot編集部）