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揚げないのに「まるで天ぷらそば」 マイタケを使った“コクうま”レシピに反響

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

天ぷらそばのようなコクが生まれる簡単テクニックとは(写真はイメージ)【写真:写真AC】
天ぷらそばのようなコクが生まれる簡単テクニックとは(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 日本の伝統的な国民食となっている「そば」。大晦日には年越しそばを堪能した人は多かったでしょう。また、お正月気分が抜けてそろそろそばが恋しくなっている人もいるのでは。冬は温かいかけつゆに、さまざまな具や薬味を乗せて食べるとおいしいですよね。キノコの大手販売メーカーが寒さが厳しいこの季節にぴったりの、「マイタケ」を使った温そばのレシピを紹介して大きな話題を呼んでいます。

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栄養豊富なマイタケ 油で炒めると味わいが深くなる

 秋・冬が旬のマイタケ。キノコ全般の生産・販売を行う「雪国まいたけ」(新潟県南魚沼市)の公式ホームページによると、マイタケの名前の由来は「幻のキノコ」と呼ばれるほど希少価値があり、見つけた人が舞い上がって喜ぶために「舞茸」とされたという説と、蝶が舞う姿が似ていることから名づけられたという説があるといいます。

 旨みたっぷりのマイタケには、もちろん栄養も豊富に含まれています。JAグループの公式ホームページによると、骨や歯を丈夫にするビタミンD、ナイアシンなどのビタミンB群と亜鉛が豊富に含まれているのが特徴です。また、免疫機能を回復させ、ガン細胞の増殖を抑えるなどの効果がある「βグルカン」の効力が強いため、血圧やコレステロール値を下げる効果も期待できます。

 そんなマイタケはそばとの相性は抜群。軽く茹でてそのままつゆに入れてもおいしくいただけますが、栄養摂取の観点からすると油で調理すれば、よりビタミンDを吸収しやすくなります。また、味わいが深まるという効果も。

 定番のマイタケの天ぷらを添えるのもいいですが、油の処理も必要な天ぷらを作るのはちょっと手間ですよね。「雪国まいたけ」の公式SNSによれば、マイタケを揚げなくても、天ぷらそばなみのコクが出せるおいしい調理法があるそう。それは、マイタケをゴマ油で炒めるだけという簡単レシピです。

【作り方】
1.マイタケを大きめの一口サイズに割く
2.鍋にゴマ油小さじ1を入れ、中火で熱する。1のマイタケを入れて片面に焼き目をつける
3.2の鍋にめんつゆ100ml、水500ml(※めんつゆの濃縮に合わせて希釈する)、おろしショウガ小さじ1/2を入れて煮立たせる。その後、中火で5分煮る
4.お好みで青ネギや七味唐辛子を入れれば完成

 担当者が「これは箸止まらなくなります」と記したこのツイートは、6.3万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)欄には「超絶おいしい」「旨味成分がすごすぎました」といった感想だけでなく、「片栗粉をまぶしたほうがうまいはず」「エリンギで代用してもよさそう」といったひと工夫をすすめる声も。

 比較的安価で手に入るマイタケと、手軽に準備できるそばの組み合わせ。簡単に作ることができておいしくいただけるだけに、レパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

(Hint-Pot編集部)