Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

献立に迷ったら“お手軽調味料”で秋の味覚を堪能! 「キノコの炊き込み土鍋ごはん」と「秋鮭のみぞれ漬け」レシピ

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

「キノコの炊き込み土鍋ごはん」と「秋鮭のみぞれ漬け」【写真:和栗恵】
「キノコの炊き込み土鍋ごはん」と「秋鮭のみぞれ漬け」【写真:和栗恵】

 暑かった日本列島にも、ようやく涼しい秋がやってきました! そうめんざんまいだった夏から、食欲の秋へとシフトした方も多いはず。10月はキノコの出荷量が1年で一番増える季節でもあり、キノコ狩りに出かける人もいるのではないでしょうか。そこで、疲れた胃袋を休ませつつ、ダイエットにもピッタリなキノコの炊き込みごはんを。また、旬を迎える脂ののった秋鮭を使ったみぞれ漬けと、ヘルシーな秋メニュー2品紹介します。ごちそう感満載なので、パーティーの持ち寄りにもおすすめです。

 ◇ ◇ ◇

なんちゃって松茸風味が効いた「キノコの炊き込み土鍋ごはん」

【材料】(5~6人分)
お手軽調味料:松茸風味のお吸い物の素 3袋

米 2合(研いでから60分給水させ、その後、ザルにあげて水を切っておく)
水 350ml
キノコ類 ボウルに1杯分程度(マイタケ、エノキ、シメジ、エリンギ、シイタケなど、お好みで)
塩    小さじ1~2(キノコの量に合わせてお好みで)
銀杏(缶詰、または生) 20粒程度(生の場合は殻を割って取り出し、炒って渋皮を剥いておく)
小ネギ         2本

【作り方】
1、キノコは軽く洗って石づきを取り、食べやすい大きさに切っておく
2、土鍋に米を入れ、分量の水、松茸のお吸い物の素、塩を入れ、よくかき混ぜる(お吸い物の素に入っている海苔やアラレなどもそのまま入れておいてOK)
3、キノコを上にのせ、フタをして火にかける。最初は強火で7~8分。沸騰したら弱めの中火で14~15分。一度フタを開けてみて、水気がなくなっているのを確認(鍋肌でフツフツと水分が沸騰しているようであればもう1分ほど加熱)したら、再びフタをして20秒ほど加熱し、火を止めて10分ほど蒸らす
4、炊き上がったら、銀杏と小ネギを入れてざっくりと混ぜ合わせればOK。小ネギは最後に上に散らしてもよし

 松茸風味のお吸い物の素を使うことで、まるでマツタケを使っているかのように香り、ゴージャス感を高めてくれます。お米は2合しか使いませんが、キノコでかさ増しされるので、おなかいっぱい食べてもヘルシーです。土鍋でお米と一緒に炊くことで、キノコの栄養と風味がお米にうつり、そのままいただくことができるのもうれしいメニュー。カリッとしたおこげも楽しめます。また、味付けに市販のお吸い物の素を使うので、いちいちしょうゆに砂糖にみりんに酒に……と、調味料を色々と出す必要がなくて手軽ですよ。