ペットとしての人気が年々高まっている小鳥。「興味はあるけれど、人間に懐いてくれるの？」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。もちろん種類にもよりますが、愛情深い小鳥は多いそう。実際に人間を信頼し切ったインコが、驚きの寝相を見せる映像が大きな話題になっています。ツイッターに動画を投稿した飼い主さんにお話を伺いました。

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ウロコインコのいつきくん　人にくっつくのが大好き

　インコと一言で言っても、その種類は実にさまざま。セキセイインコやオカメインコなどは、これまでも耳にしたことがあるのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、胸の辺りにウロコのような模様があるウロコインコです。

　ウロコインコの「いつき」くんは、羽がブルーでボディがイエローという艶やかな羽色。この羽色は「ブルーパイナップル」と呼ばれています。そんないつきくんは、生後2か月ほどの幼鳥でのんびり屋さん。いつも人間にくっついてまったりしているそうです。

　昨年4月に別のウロコインコをお迎えしていた飼い主さんは、その子のお友達としていつきくんのお迎えを決めたそう。でもいつきくんは鳥と遊ぶより、こうして飼い主さんにべったりしている方が好きなのだとか。

　いつきくんはこの日もいつものように、仰向けで寝る飼い主さんのお腹の上で優しく撫でられながら夢の中へ。そこで飼い主さんがいつきくんから手を離したところ、ころんと反転し“へそ天”状態になってしまいました。実はこのウロコインコ、仰向けで寝る習性を持つ子が多いそうです。

　そんないつきくんののど元を、愛おしそうに撫でてあげる飼い主さん。いつきくんは気持ち良さそうな表情を浮かべ、またも眠りに落ちてしまいました。

　こんなに鳥が甘える姿は珍しくも感じますが、飼い主さんによると、こうした行動は日常茶飯事だそうです。「甘えモードだったり、眠い時に撫でたりするとこうなります。遊びたい時は、甘噛みをしながら手にじゃれついてきます」とのこと。

「これが100％人間を信用し切った鳥の寝相です」とのメッセージを付けたほのぼの動画はツイッター上で大きな話題を呼び、10万件もの“いいね”が。また、「うらやましい」「かわいすぎて6回見ました」「野生を完全に忘れている……」など、たくさんのリプライ（返信）も寄せられています。

　いつきくんの他にも、文鳥とオカメインコ、サザナミインコなど4羽の鳥やウサギとハムスター、爬虫類も飼育している飼い主さん。「鳥は懐かないとか、表情がないと思われがちですが、本当は愛情も感情もすごく豊かな生き物です。1羽、1羽性格も違っています」と鳥の魅力を語ります。

　ちなみに、ウロコインコはしっかりと飼育をすれば、寿命は25年ほどといわれています。40年近く長生きすることもあるそうです。お迎えをする際は、最期まで面倒を見ることができるのか、きちんと見極めることが大切になります。

○取材協力：5羽暮らしの飼い主（@toritorisuki4）さん

（Hint-Pot編集部）