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36年ぶりW杯出場決定に喜び爆発 カナダ代表選手のリアクションに注目 「真の喜び」
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日本代表が7大会連続のFIFAワールドカップ(W杯)出場を決めて盛り上がるサッカー。今年11月21日から始まるカタール大会に向け、出場国が続々と決まっています。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、36年ぶり2度目の本大会出場を決めたカナダ代表のアルフォンソ・デイビス選手に注目。快挙達成の瞬間に見せた反応が話題になっています。
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“カナダの逸材”デイビス選手 心筋炎で代表に合流できず
サッカー・カナダ代表は現地時間27日、ホームで行われたW杯北中米カリブ海予選のジャマイカ戦に4-0で快勝。8か国が3枠をかけて争う同予選の3位以内を確定させ、カタール大会への切符を見事に勝ち取りました。同国が本大会に出場するのは1986年メキシコ大会以来2度目。実に36年ぶりの歴史的快挙です。
カナダ代表がこの偉業に沸く中、主力として期待されながらもピッチに立つことができなかった選手がいました。ディフェンダーのデイビス選手です。
2000年生まれのデイビス選手は、カナダが誇る“逸材”と呼べる選手です。16年4月に、米国とカナダで構成されるプロサッカーリーグ2部「ユナイテッドサッカーリーグ(USL)」の「ホワイトキャップスFC2」でプロデビューを果たした時は15歳5か月。同年5月にはUSLの最年少得点記録を樹立した他、17年6月には16歳7か月の最年少記録でカナダ代表デビューを果たすなど、数々の記録を打ち立てました。
華々しい活躍が認められ、デイビス選手は19年1月にドイツの名門「バイエルン・ミュンヘンFC」に移籍。世界屈指の強豪クラブでレギュラーに定着しています。
早くから頭角を現したデイビス選手ですが、今年1月に新型コロナウイルスへの感染が確認され、その後に軽度の心筋炎も判明して戦線離脱が続いています。そのため、W杯を目指す母国代表にも合流できませんでした。
カナダ代表が勝利すると我を忘れて狂喜乱舞
そこでデイビス選手は、引き分け以上で予選突破が決まる先日のジャマイカ戦をモニター越しに見守り、その様子を動画配信サイト「Twitch」で配信しました。カナダ代表が本大会出場を決めた時には、喜びの感情が大爆発。同国のサッカー専門チャンネル「ワンサッカー」公式ツイッターが、その瞬間を約1分の動画で公開しています。
動画でデイビス選手は、カナダ代表が勝利した瞬間にヘッドホンを外し座っていた椅子から飛び上がりました。そして、大声を出しながら跳びはねるなどして狂喜乱舞。ノリノリでダンスをしながら、代表チームが本大会出場を決めた喜びを全身で表現します。途中で少しだけ感極まって涙ぐむシーンも見せつつ、最後にはウサイン・ボルトさんでおなじみの「ライトニング・ボルト・ポーズ」も披露して、ファンに喜びを伝えていました。
この動画が現地時間27日に公開されると、30日15時時点で3万以上の再生回数を記録するなど話題に。リプライ(返信)には、「真の喜びにあふれた1分間」「これ最高」といった声に加え、「興奮するのは分かるけど、気を付けてね」とデイビス選手の健康状態を気にかけるコメントも寄せられていました。
残念ながら、母国代表の歴史的瞬間をピッチの上で迎えられなかったデイビス選手。それでも本大会ではきっと、その悔しさを晴らす活躍を見せてくれることでしょう。
(Hint-Pot編集部)