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嫁ぎ先の野菜談義は謎ばかり 一念発起して妊娠中に農業大学校へ
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バリキャリ女子だった東京の会社員から“脱サラ”して茨城の兼業農家に嫁いだ農家の嫁“なっちゃん”こと、こばやしなつみさん。土とはほぼ無縁の環境で育ってきたため、嫁いだ当初は義理の両親の野菜談義も謎ばかりだったといいます。「食べることは当たり前に1日3回しているのに、野菜に関して何も知らない!」と一念発起。妊娠中でしたが基礎的な農業技術を学べる研修・茨城県立農業大学校へご主人と一緒に入学。おなかの赤ちゃんと一緒に農業について学んだのでした。2回目の今回は、バイタリティーあふれるなっちゃんの暮らしと、超簡単な農家の嫁ごはんレシピも紹介します。
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嫁いだ当初、義理の両親の“野菜談義”はなぞなぞ状態だった…
東京の会社員から“脱サラ”し、4年前に茨城の兼業農家に嫁いだ私。嫁いで1年目は、仕事のために、東京と茨城を往復する2拠点生活を送っていたんです。なので、平日は東京で仕事をして、金曜日の夜に茨城の自宅に帰宅。土日に、義父母の家に行き、農作業の手伝いをしていました。ただ、私は、埼玉のベッドタウン・川口市のマンション育ちでして、土とはほぼ無縁の環境で生きてきた訳です。よって、虫・ヘビが苦手なのはもちろん、食べたことがある身近な野菜でもどの季節にどんな風に育つのかも明確に答えられず……。
畑で義父と義母が交わすお野菜談義は、私にとっては完全になぞなぞ状態! 食べることは1日3回当たり前にしているのに、野菜に関して何も知らないことを思い知った私は、一念発起。私は東京での仕事をセーブし、旦那と一緒に基礎的な農業技術を学べる研修・茨城県立農業大学校いばらき営農塾(野菜入門コース)に入学。約4か月間、週2回の研修に通い始めました。