どうぶつ
散歩デビューで子いぬがフリーズ 足元から離れない姿に8万人ほっこり 「天使がいる」
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いぬのお散歩デビューにはさまざまな準備が必要です。物怖じせずに最初から歩くのは難しいもの。まずはおうちの中でリードをつけて歩いたり、飼い主さんが抱っこをしたまま散歩に出て外の空気に慣れさせたりしてから、少しずつ距離を増やしてお散歩に慣れてもらいます。初めてのお散歩は、飼い主さんと子いぬにとってドキドキの瞬間です。そこで歩けなくなり、飼い主さんの足元から離れられなくなったミックス犬が大きな話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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普段はやんちゃなあるとくん 初めてのお散歩では怖がってしまい…
生後3か月の「あると」くんは、ポメラニアンとチワワのミックス(ポメチワ)の男の子。飼い主さんが初めて抱っこすると上へ上へと登ってきたため、「登山家(アルピニスト)」が名前の由来になっています。
あるとくんを一目見た飼い主さんは、すぐにお迎えしたいと思いました。しかし、小さな命をお迎えするだけに即決はできず、1週間悩んだそうです。そして、「さすがにもういないかな……」と再訪したところ、そこにはあるとくんの姿が。飼い主さんは再会した瞬間、「これはうちに来る運命だ」と感じたそうです。
わんちゃんのお散歩デビューは一般的に、混合ワクチンの3回目を接種してから2~3週間が経ったタイミングで可能に。あるとくんが車やキャリーで酔いやすいこともあり、飼い主さんは解禁のタイミングで早速お散歩デビューしてもらうことにしました。「自分の足で移動できるようになれば、移動時に生じるあるとの負担が少しは少なくなるかな」という思いもあったそうです。
そうしてお散歩デビューを果たしたあるとくん。しかし、初めてのお外は刺激が強かったようで……飼い主さんの足にピタリと体をくっつけ、その場にうずくまってしまいました。
この様子がツイッターに投稿されると、何と8万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「うちの子もこんな頃があったな~と思い出しました」「天使がいる。かわいい」「焦らないで、そのうちお散歩が大好きになるよ」など、温かい声が。また同じような経験をした飼い主さんからは、共感や励ましの言葉がたくさん寄せられました。
鮮烈なお散歩デビュー! とはいかなかったあるとくん。この後は、飼い主さんに抱っこされて近所を少しお散歩することになりました。抱っこで散歩する間、飼い主さんの腕にギュッとしがみついていたそうです。
飼い主さんはまた近々、お散歩にチャレンジしてみようと考えているそう。あるとくんが安全に過ごせること、ストレスをなるべく感じずのびのびできること、ダメなことはダメとはっきり言うことを、日頃から心がけて過ごしています。そうしてお散歩ができるようになったら、カフェやドッグランなど、一緒に楽しめる場所にも行ってみたいそうです。今からその日が待ち遠しいですね。
○取材協力:あると(@pomechiwa_alto)さん
(Hint-Pot編集部)