どうぶつ
飼い主の手に“吸い込まれる”文鳥 華麗な連続技の披露に15万人感激 「手品みたい」
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コロンとした丸い体のフォルムとさくら色のくちばしが愛らしい文鳥。人懐っこく好奇心旺盛な性格で、愛情を注いで接するとその分しっかり返してくれると言われているそうです。そんな魅力いっぱいの文鳥と飼い主さんのほっこりするやりとりが、ツイッター上で15万件超の“いいね”を集めて話題になっています。飼い主のぎんぴっぴ(@babyginbun)さんにお話を伺いました。
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輪をめがけて飛び込んでは抜けて 連続技を披露するとわちゃん
ぎんぴっぴさんが右、左と交互に差し出しているのは右手の人差し指と親指で作った輪っか。その穴をめがけてスポッと体ごと入っていくのは、淡いグレーの羽色がとってもきれいなシルバー文鳥の「とわ」ちゃんです。
とわちゃんは飼い主さんが次から次へと出す輪っかを見つけては、吸い込まれるかのように飛び込んでいきます。そして、輪っかをくぐるとそのまま抜け出して、次の輪っかへ。息ぴったりで繰り返し遊ぶ連続技はまるでCG!? と目を疑ってしまうほど絶妙です。
この動画をぎんぴっぴさんが「文鳥と遊ぶ日曜の午後」というメッセージを添えてツイッターに投稿すると、瞬く間に15万件を超える“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「何と! うらやましい遊び」「手品みたい」「平和で素敵な時間」「すごいかわいい……延々と見てられますねこれ!!」「わ!! すご技ですね」「スポッと入ってかわいすぎです」などの声が寄せられました。
とわちゃんが手で作った輪に興味を示し始めたのは、生後3か月頃のこと。目の前に差し出されると、何度ものぞき込んでいたそうです。そうして、指から指へと飛び移る「階段遊び」というスキンシップの要領で、飼い主さんが次々と差し出す輪で遊ぶように。
「この動きを特に訓練したつもりはありませんが、階段遊びと合わさってこのような形になったようです。いつの間にかこの遊びができるようになっていました。現在は生後8か月でかなりスムーズにできるようになった印象です」
先住鳥のぎんちゃんも芸達者 得意技は「Choo Choo TRAIN」ダンス
とわちゃんの遊ぶ姿からは、ぎんぴっぴさんのことが大好きという思いも垣間見えて、とっても癒やされますよね。ちなみに、ぎんぴっぴさんはもう1羽のシルバー文鳥「ぎん」ちゃんも飼育しています。実はぎんちゃんもなかなかの芸達者だそうです。
ケージから出してほしい時は、「Choo Choo TRAIN」のように上半身をぐるぐる回す動作をしてアピールします」とのこと。体で円を描くように踊って「出して~」とおねだりするそうです。
ただし、現在はケージ内のレイアウトを変えてしまったため、見られる機会はめっきり減ってしまいました。それでももちろん、ぎんぴっぴさんの愛情はまったく変わりません。
「文鳥の魅力は語り尽くせないほどたくさんありますが、一番を挙げるとしたら、愛情を伝えればちゃんとそれを受け止めて同じように返してくれるところです。信頼の眼差しを向けてくれたり、私の手の中ですっぽりと収まってリラックスしてくれたり。感情豊かでいろいろなことを感じたり、考えたりしているんだなと思うことがたくさんあります。すべてが愛おしい存在です」
一方で、とわちゃんの動画が予想以上の反響を呼んだことには、戸惑いもあったそうです。そこでぜひ伝えたい思いがあります。
「この動画で文鳥のかわいさが世間に浸透することはうれしいことですが、すべての文鳥がこのように遊んだり芸ができたりするわけではありません。安易にお迎えした結果、期待に添えなかったという理由で捨てたり、放ったりするなどはあってはならないこと。お迎えする場合はよく下調べをして、一生大切にすると決めてからにしましょう」
たくさんの愛情を注いでもらっているとわちゃんとぎんちゃん。これからもぎんぴっぴさんのご家族と、素敵な昼下がりのひと時をたくさん過ごしてね。
(Hint-Pot編集部)