育児・家族

子供は糖質 大人は酸素 大事にしたい食からのエネルギー摂取と代謝

著者:小田島 勢子

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バックヤードにて。家族である犬のトウフは肉食系、豚のスイは草食系【写真:小田島勢子】
バックヤードにて。家族である犬のトウフは肉食系、豚のスイは草食系【写真:小田島勢子】

 ロサンゼルスの片田舎で夫と娘3人、鶏、豚、犬たちと共に自然に囲まれた生活を送るナチュラリストの小田島勢子さん。異国の地で食や環境の大切さを感じ、「育て、共に生活する」そして「造る」ことが暮らしのスタンスと言い、スローライフを楽しんでいます。発酵食作りの講師をはじめ、身体作りに真剣に向き合うプロスポーツ選手やアクション映画俳優の身体作りのアドバイザーとしても活躍。4回目の今回は、食事からのエネルギー摂取、子供と大人の違いについて綴ります。

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すくすく成長する子供たちは「糖」を分解してエネルギーにしている

 皆さんは日ごろ何を大切にして食事の献立をたてていますか? 体力をつけること? 病気にならないこと? 家族が喜ぶこと? もちろんすべて正解だと思います。食事からのエネルギー摂取は、人間の身体を作ったり動かしたりするために、私たちが動物である限り欠かせないものです。

 ご自身の幼少期、思春期を思い出してみてください。また、お子さんがいらっしゃる方はお子さんの様子を思い返してください。この間買ったばかりの靴がもう履けない、ひと夏越して秋に引っ張り出した長袖やズボンの袖丈がつんつるてんで足りない、など。

 散歩するとき繋ぐ手が、いつの間にか大きくなっていることにふと気が付いて、子供の成長の早さに驚くこともあるでしょう。そして何より、口を開けば「お腹が空いた!」の合言葉。筍のように瑞々しく、すくすく成長する子供たち。以前、免疫学などを専門にした医学博士の安保徹さんのレポートを目にしたことがありますが、そんな子供たちは主に「解糖系」と呼ばれるシステムを使ってエネルギーを得ているそうです。文字通り“糖を分解”してエネルギーにし、身体を動かしたり、成長したりしています。