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虐待で大火傷を負った犬 世界中からの支援で歩けるまでに回復 「手術頑張って」

著者:Hint-Pot編集部

大火傷を負った犬に世界中から支援が(写真はイメージ)【写真:写真AC】
大火傷を負った犬に世界中から支援が(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 ガソリンをかけられた上に火をつけられ、全身の60%に大火傷を負った保護犬に、世界から応援の声や実際の支援が集まっています。犬の名前は「リオナ」。発見から1か月以上が経過した現在、リオナは支援のおかげもあり、無事に1度目の手術を受けることができました。元気に歩き回る姿が公開されたことで多くの感動を呼んでいます。

 ◇ ◇ ◇

TikTokが話題になり世界中から寄付が

 リオナが発見されたのは、米テネシー州の路上。男にガソリンをかけられ、さらに火をつけられて逃げ惑っていたところでした。

 同州で虐待や飼育放棄された犬たちを救助する非営利動物保護団体「テールズ・オブ・ホープ・ドッグ・レスキュー」は、大火傷を負ったリオナを保護。すぐに近くの専門動物病院で治療を受けたところ、体の60%に4度の熱傷を負っていることが分かりました。

 リオナは適切な処置のおかげもあり、幸いにも一命を取り留めます。しかし、健康な体を取り戻すには、皮膚移植などの高額な治療が必要になるため、救助を担当したスタッフたちは寄付を募ることに。そこでTikTokに「Justice4Riona」というアカウントを開設しました。

 TikTokで最初に公開されたのはリオナの経過をまとめた動画。これが世界中から注目され、何と現在までに180万件もの“いいね”を集め、再生数も1080万回に達しています。また、米国の動物専門メディア「デイリー・ポー」によると、施設には多くの応援の手紙や寄付、そしてネット通販大手「Amazon」経由でたくさんの犬用おもちゃや毛布、おやつが届いているそうです。さらに、リオナを応援するチャリティTシャツの購入は2000枚以上にも上り、その売り上げが治療費にあてられています。

容疑者は逮捕 条件違反で保釈金は高額に

 さらに同メディアによると、担当の獣医師が地元の形成外科医と連携したことで、リオナは自身の皮膚で火傷を修復する高度な手術を受けられることになりました。特殊な治療法のため全治には4か月かかりますが、1度目の手術はすでに成功。今後さらに数回の処置が必要になるそうです。

 リオナは左耳を失うことになるかもしれませんが、心配されていた左目は健康に機能。運動能力も戻りつつあり、TikTokや保護施設の公式フェイスブックでは、元気に歩き回っていることが報告されています。

 また、リオナを虐待したとされる人物は7月12日、子犬に火をつけた疑いで地元警察に逮捕されました。当初の保釈金は5000ドル(約66万円)でしたが、その後に保釈金条件違反が発覚。新たに15万ドル(約2000万円)が設定されたそうです。

人懐っこいリオナに世界は夢中

 人間にひどい傷を負わされたリオナですが、幸いなことに人を信頼する気持ちは失っていないそう。「この子は人見知りしません。誰にでも愛想が良いんです。あまりにシッポを振るので、傷付けないように包帯を巻かなければならないほどです」とスタッフは語っています。

 リオナが施設内を元気に歩き回る近影を映した動画には、「リオナちゃん、手術頑張ってね」「大きな大きなハグとキスをあなたに!!!! 今日もあなたのことを祈っています。あなたは強い女の子」「元気そうで何よりです」など、応援の言葉が世界中から寄せられていました。

 リオナは完治後、養子縁組に出される予定だそうです。世界中がリオナの一日も早い回復を願ってやみません。

(Hint-Pot編集部)

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