世界中を興奮させているFIFAワールドカップ（W杯）2022年カタール大会。日本対クロアチア戦は残念な結果に終わりましたが、選手たちの素晴らしい戦いぶりからサッカーの魅力を改めて感じた人も多いでしょう。一般的にサッカーは、試合前のスターティングメンバー予想も醍醐味の一つ。今大会でも大いに盛り上がる一方で、ツイッター上では“もう一つのスタメン”が話題になっています。それは何と「今日のおでんスタメン」。株式会社紀文食品（以下、紀文）の公式ツイッターがこれに悩むツイートを投稿したところ、大きな反響を呼びました。でも、何かが足りないような……？

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おでんの具による熱いスタメン争いが勃発

　決勝トーナメント1回戦の日本対クロアチア戦は、日本時間6日午前0時にキックオフ。その試合を前に、ツイッター上では“別のスタメン予想”が熱い盛り上がりを見せていました。

「今日のおでんスタメンどうしよう」

　そんなメッセージを添えて、紀文の公式ツイッターはおでんのスタメンを公開。まるでサッカーのフォーメーションのような配置でおでんの具を並べています。上から1列目は大根、2列目ははんぺんとちくわ、3列目は牛すじと卵、こんにゃく、昆布が。4列目は（餅）巾着とちくわぶが並び、5列目は魚肉と豆腐をミックスして油で揚げた練り物として人気の「魚河岸あげ」です。

　人気の定番具材から地域によっては意見が分かれそうな具材まで、“合計10選手”による豪華で最強なおでん布陣が組まれました。しかし、サッカーは11人のスポーツ。メンバー不足に気づいたアース製薬株式会社の公式ツイッターは、リプライ（返信）で「1人足りないからやり直し」と鋭いツッコミを入れました。すると紀文側は、「投稿する時、ツッコミの余白を与えて残してあげるのがコツです #ミスった」とユーモアたっぷりに返信。

　他にも「センターバックには厚揚げをお願いします」「残ったポジションにはしらたきを」「ベンチにがんもどきとさつま揚げを用意してください」「紅ショウガ天選手の出場はまだですか？」「後半から焼き豆腐の投入をお願いします」など“推しメンバー”の名前が続々と寄せられ、熱いスタメン争いが勃発しています。

　PK戦の末、日本は惜しくもクロアチアに敗れてしまいましたが、W杯はまだまだ終わりません。今後の試合も、日本時間の深夜や早朝にキックオフの予定。試合開始前には、温かくておいしいおでんを食べながら、各国スタメンや優勝国の予想で盛り上がるのも良いかもしれませんね。

※7日9時10分に記事の一部を修正しました。訂正してお詫びします。

（Hint-Pot編集部）