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“魔法”のようなミカンのむき方 農林水産省の紹介に大反響「知らなんだ~」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ミカンの皮を花びらのようにむいていく一般的な方法(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ミカンの皮を花びらのようにむいていく一般的な方法(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 皮がやわらかくむきやすい、日本の冬の定番フルーツといえば温州ミカン(以下、ミカン)。ヘタの反対側から花びらのようにむく方法が一般的ですが、他にもヘタを下にして4つに割る「和歌山むき」や「有田むき」と呼ばれる方法などがあります。中には珍しいむき方も……。農林水産省の公式ツイッター(@MAFF_JAPAN)は、「ベルト状に房を並べる」というむき方を紹介。「知らなかった」の声が続出しています。

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「イモ虫むき」や「キャタピラむき」と呼ばれるむき方とは

「祖母が昔よくやってくれて、小さな頃はまるで魔法みたいだなって眺めてたのを覚えています。今、自分でやってみると、意外と簡単にできるんだな……。おばあちゃん、これで合ってますか?」

 そんな郷愁に満ちたメッセージとともに紹介された、珍しいミカンのむき方。長方形のミカンの皮の上に小房が一直線で並んでいます。見た目こそ“魔法”のように複雑ですが、方法はいたってシンプル。

1. ミカンのヘタを中心に、大きめの円形に皮をむき取る
2. 反対のおしり側も同様に
3. 1か所切れ目を入れて、小房同士をはがしながら皮を真っ直ぐに開く

 円形にむき取るのがうまくいかない場合は、ナイフや爪楊枝、爪などでガイドラインを引くときれいに仕上がるようです。これなら家族で分ける際も下に敷くティッシュペーパーなどが不要で、きれいに取り分けることができそうですね。一部では、形が似ていることから「イモ虫むき」や「キャタピラむき」とも呼ばれているそうです。

おいしいミカンの見分け方は皮の薄さとハリがポイント

 投稿は反響を呼び、4500件近い“いいね”が集まりました。またリプライ(返信)には、「これなら分け合って食べられる(笑)」「いろんなむき方見たけどこれは初めて」「知らなんだ~!」など、驚きの声がたくさん寄せられています。

 ビタミンCやカロテン(ビタミンA)などが豊富に含まれるミカンは、インフルエンザなどが流行するこれからの季節、積極的に摂っていきたい果物の一つ。鮮度が良いミカンを見分けるなら、色が濃く、皮のキメが細かくなめらかで、ハリがあるものを選ぶのがポイントです。

 皮の厚さが薄いミカンはむきやすいだけでなく、味が良いとされています。また、形は平たいものがおすすめです。購入後は風通しの良い場所で保管し、カビが生えたものを見つけたら、速やかに取り出しましょう。

(Hint-Pot編集部)