きれいに整えたはずのベッド。帰宅後に見てみたところ、覚えのない乱れがいくつもありました。くしゃっとシワの寄った部分や、転々と付いた足跡も……。どうやら“犯人”は大好きな人の香りがたっぷり付いたベッドでゆっくり休んでいたようです。犯人は一体……？　投稿者の杉山翔（@sugiyamasho）さんに詳しいお話を伺いました。

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かわいい笑顔や雰囲気に一目惚れ　出会ってすぐにお迎えを決意

　杉山さんは、ビーグルの女の子で8歳の「ティナ」ちゃんと一緒に暮らしています。ティナちゃんは、いぬよりも人間が大好き！　元気いっぱいのおてんばですが、寂しがり屋でもあり、やきもちを焼くこともあります。

　ティナちゃんと杉山さんの間にはルールが。それは「ベッドは神聖な場所だから立ち入り禁止」というもの。ティナちゃんはそのルールをしっかり理解しているので、杉山さんの前でベッドに登ることは絶対にないそうです。

　……しかし時々、杉山さんはベッドに違和感を覚えることがあったそう。そこで、ティナちゃんがベッドで寝ているのではないかという疑いを持ち始めました。

「1年くらい前から何となく気づいていたので、寝室のドアにロックをしていました。初めての時は『気のせいかな、でも毛が付いてるな、やっぱりフカフカなところの方が良いのかな』というような気持ちでしたね」

閉めたはずの寝室のドアが開いている？　中に入ると…

　そんなある日、寝室のドアをロックし忘れて外出した杉山さん。帰宅すると、ティナちゃんは自分のハウスにいました。でも、寝室のドアはなぜか少し開き、中に入ると整えていたベッドに小さな足跡が……。

　その足跡をたどると「あ、寝ていたな」と一目で分かる痕跡が残っています。それにもかかわらず、ティナちゃんは知らん顔。そこで杉山さんは、ティナちゃんを容疑者ならぬ“容疑犬”としてツイッターに投稿しました。

「飼い主が帰ってくると“容疑犬”はハウスに。寝室のドアは少し開いてる。ベッドは……足跡、寝姿までくっきりです（笑）。以上です、裁判長」

　こんなメッセージとともに“証拠写真”が添えられた投稿は、多くの人の頬をゆるませたようです。リプライ（返信）には「証拠を多数残しておりますなぁ」「かわいい。ベッド寝心地良いんですね」「証拠がベッドに残ってますね。笑っちゃう！」といった反響が寄せられていました。

「投稿の写真は、私がドアのロックを忘れていた時の状況です。今はできるだけドアのロックを忘れないようにして、いぬ用ハウスもできる限り快適にしています」

　ベッドにこっそり登っているティナちゃんを想像すると、とてもかわいいですよね。留守番中、杉山さんの香りがする場所にいたかったのかもしれません。でもルールを守ることは大切。もしくは、シーツを整えるテクニックをマスターして、証拠を隠滅してみてはいかがでしょうか？

（Hint-Pot編集部）