どうぶつ
いぬが悟った瞬間 障子に引っかかってお手上げの様子に11万人笑顔 「最後の顔が最高」
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子いぬ期は毎日が学びの連続。やんちゃないたずらも発達過程の一つです。そんな子いぬが自身の成長を感じ、悟ったような表情を見せた瞬間をとらえた動画がツイッター上で大きな注目を集めています。飼い主さんに話を伺いました。
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700グラムだった子いぬが5.5キロまで成長 すると…
高知県の古民家で暮らしている、ペキニーズの「ハオ」くんは、もうすぐ生後7か月になる男の子です。
中国原産のペキニーズは中国王朝で寵愛されてきたというルーツを持つこともあり、飼い主さんはお名前に中国語を使うことに決めたそう。「好(ハオ)」という単語には「良い、優れている」などの意味があり「ニーハオ」など日本でもなじみがある挨拶にも使われていることから採用しました。ツイッターアカウント名のペキニイッヌ(@hao_kochi)は、ハオくんのSNSでの愛称なのだとか。
「ハオとの出会いは偶然でした。実はねこちゃんを探している最中にハオを見かけたのがきっかけです。その日、帰宅してもハオのことが忘れられなかったので、お迎えすることを決めたんです」
お迎え当初は体重700グラムと、手のひらの上に乗るほど小さかったというハオくん。生後4か月頃になると、好奇心旺盛なハオくんは障子の向こう側から音が聞こえると気にするようになったそう。そしていつからか穴を開けて反対側に顔を出し、様子を確認したり、家中を探検したりするようになりました。
それから3か月が経ち、ハオくんは親いぬを超える5.5キロの大きさまで立派に成長しました。すると、これまではやすやすと通り抜けることができた障子の組子の隙間に引っかかるようになってしまったのです。
話題になったのは、そんな障子の組子に引っかかりお手上げ状態のハオくんです。「体の成長を悟るイッヌ」とメッセージが添えられた動画ツイートは、何と11.5万件もの“いいね”を集めています。
また、「諦めてスンッとなったおかおが何ともいえない……」「最後の助けを求める顔が最高」「これは『何か狭くなってんだけど直して?』って言ってるようにも見えます」など、ハオくんの表情がツボにはまった人たちからたくさんのリプライ(返信)も寄せられました。
その後、飼い主さんが助けようとしたところ、ハオくんは前に進むと通れないことを理解したのか、おしり側にバックして自力で脱出。ケロッとした表情を見せていたそうです。頭が良いハオくんはこの一件でもう通れないことを学んだのかもしれません。飼い主さんによると、障子の穴にトライしている姿はその後まだ見かけていないそうです。
(Hint-Pot編集部)