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違和感を覚えた譲渡会の体験談や薬にまつわるエピソードも 話題になった動物漫画3選【2022年漫画まとめ】

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン。譲渡会で運命的な出会いをするも、運営団体の方針には違和感ばかり…【画像提供:安達さと(@Sato_adachi)さん】
漫画のワンシーン。譲渡会で運命的な出会いをするも、運営団体の方針には違和感ばかり…【画像提供:安達さと(@Sato_adachi)さん】

 SNSをにぎわす定番の人気漫画といえば、愛らしい動物たちを描いた作品。家族の一員として人間とふれあう日常ものから擬人化された動物キャラクターたちまで、さまざまなスタイルがあります。その中から、2022年に反響が大きかった動物漫画3本を振り返ります。保護犬、保護猫をお迎えするなら知っておきたい情報や、読み終わった後に心がほっこりする作品が揃っていますよ。

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トライアルなし、高額な寄付金を請求… 保護犬譲渡会で覚えた違和感

保護犬譲渡会のはずが…違和感を描いた実体験漫画に6万人驚愕 「猫でも似た話が」

作者:安達さと(@Sato_adachi)さん

 話題になった漫画の作者・安達さとさんは、江戸最大の遊郭・吉原を舞台にした漫画「あおのたつき」(コアミックス刊)など人気作品を手がける漫画家。また、愛犬家でもあり一緒に暮らす元保護犬「とと」ちゃんとの日常を、動画や写真で日々公開しています。

 反響を呼んだのは、安達さんが家族で参加した保護犬の譲渡会でのエピソードです。参加にあたって衝動的にならないよう心がけた安達さんでしたが、ある犬と運命的な出会いを果たします。譲渡会後、一般的な流れでは団体が希望者との面談や書類審査を行い、クリア後はトライアルという同居期間を設けます。ところが、その団体ではトライアル期間は設けていないとのこと。

 また、申し込みには寄付金が必須で、犬の保護経緯も不明と、安達さんは徐々に違和感を覚えます。審査を申し込んだ後日、団体から1本の電話が安達さんに入るのですが、出した答えとは……。

 専門家の意見も交えながら描かれた漫画には6万件超えの“いいね”が集まり、「そんな譲渡会や団体が存在するとは驚きです」「譲渡会のすべてが悪質ではないです」などさまざまな反応がありました。保護犬や譲渡会に関して考えさせられる一作です。