どうぶつ
「猫好きの宿命」 スマホ容量が写真で満杯になったら…“あるある”漫画に約9万人共感
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大切なペットが見せるふとした仕草や愛らしい表情は、いつまでも残しておきたいもの。気づくと毎日大量の写真を撮影しているという状況は、動物と暮らしている人“あるある”でしょう。いざ写真を撮影しようとしたら、スマートフォンに容量オーバーを知らせる無情な表示が……。そんな瞬間の行動を描いた漫画に、共感の声が多く寄せられています。何とツイッターで集まった“いいね”は8.8万件。作者のキュルZ(@kyuryuZ)さんに詳しいお話を伺いました。
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「これなら消していいかも」 同じような構図の写真を開くも…
漫画家として活躍するキュルZさん。愛猫家“あるある”が散りばめられた代表作「夜は猫といっしょ」(KADOKAWA刊)シリーズは、今夏にアニメ化もされました。10月27日には待望の4巻が発売される予定です。
実体験を基に描かれた漫画ですが、登場する猫や人物はすべて架空。飼い主の「ふーた」くんと、その妹の「ぴーちゃん」、そして主人公である猫の「キュルガ」ちゃんが織りなすほっこりとした日常は、ブログ「ずっとネコ初心者」でも読むことができます。
このほどツイッターで大きな注目を集めたのは、動物と暮らしている人なら共感してしまう、写真にまつわる“あるある”エピソードです。この日もキュルガちゃんの愛らしい仕草に魅了されていたぴーちゃん。いつものように写真で記録しておこうとカメラを向けると、スマホの画面には「容量オーバーです」との表示が出てしまいました。
そこでぴーちゃんは、すかさずカメラロールを確認。消去してもいい写真を探すと、似た構図の連続写真が3枚並んでいます。「これなら消していいかも」と画像を開き、1枚ずつチェックすることにしましたが、飼い主の目から見ると細かな表情の違いが大きな違いに見えてしまいます。そこでぴーちゃんが行き着いた“結論”とは?
思わずほっこり、そして共感してしまうオチに、漫画は8.8万件もの“いいね”を集め大きな話題になりました。リプライ(返信)には「猫好きの宿命ですよね」「私だけじゃなかったんですね。うれしいぃ」「猫ちゃん写真はその時にしか撮れないから消せない」「連写でも目のきらめきが違うと消せない」「そのためにiPhoneの容量多いのにしました」など、共感の声が殺到。また、実際にカメラロールのスクリーンショットを公開する“実例”も多くありました。
猫ちゃんいっぱい! カメラロールスクショに癒やされた
キュルZさんに漫画を描いた理由や、容量オーバーになった時の対処法などをお伺いしました。
Q. 今回の漫画を描いた理由を教えてください。
「スマホに入ってる動画や写真をいつまでも消したくないなと思って描きました」
Q. 漫画のように、スマホが容量オーバーになった時はどのように対処していますか?
「パソコンに写真や動画を移しています。でも、定期的に見たくなってしまうものはスマホに残しています」
Q. 最近撮影した愛猫の写真や動画の中で、一番のお気に入りは?
「最近は、ゲームの最中にテレビの前で邪魔をしているところを撮影してもらった動画がお気に入りです。『絶対に消せない!』という写真はいっぱいありすぎるくらいです」
Q. 読者の感想を読んで気がついたことは?
「リプライに『カメラロールに猫ちゃんいっぱい』な画像がたくさん貼られていました。ひたすら癒やされてしまいましたね」
(Hint-Pot編集部)