漫画
違和感を覚えた譲渡会の体験談や薬にまつわるエピソードも 話題になった動物漫画3選【2022年漫画まとめ】
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背景を深読みしたくなる高齢夫婦の食卓
おーい、しょうゆ…つぶやく夫にムッとする妻 衝撃オチの漫画に4万人感動 「ええ話や」
作者:ひつじこ(@hitsujikoex)さん
週に1~2本、SNSを中心に1話完結の4コマ漫画を発表している作者のひつじこさん。ゆるくてキュートな動物が登場するオリジナル漫画「元気ないきもの」は人気を集め、LINEスタンプやグッズも販売しています。
大反響を呼んだ漫画は、高齢夫婦の食卓を描いたもの。夫が刺身を食べながら「しょうゆ」とつぶやきますが、妻は反応しません。再び「おーい しょうゆ」と連呼すると目の前に座る女性はムッとした表情に。そして、「ちょっとお父さん」と切り出します。長年連れ添った夫婦であれば、ついつい「取ってください」などお願いする言葉は省略しがち。そのため説教が始まるのかと思いきや、4コマ目では衝撃の事実が明かされるのでした。
予想を裏切る結末に「ええ話やった……」「涙が出てくる」と涙する人が続出。反響を呼んだ作品は「モデルなどは存在しない」というひつじこさんの創作漫画ですが、実際にいるかのような高齢夫婦の背景を深読みしたくなる内容になっています。
わんちゃんとねこちゃんで雲泥の差 「お薬問題」を描いた漫画
犬と猫両方飼っているから分かる 投薬時の反応を描いた漫画に共感殺到「本当難しい」
作者:松本ひで吉(@hidekicchan)さん
作者の松本ひで吉さんは、プロの漫画家として活躍中。ご自身のツイッターでも公開している、愛犬のトイプードル「犬くん」と愛猫の「猫さま」との穏やかな日常を描いた漫画「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」(講談社刊)が大人気です。残念ながら、犬くんは昨年の春、天国に旅立ちましたが、今でも時々思い出のエピソードを発表しています。
今回ご紹介するのは、犬くんと猫さまのお薬に関する実体験のお話。ある日、松本さんは犬くんの耳のかゆさを抑えるため投薬を試みます。松本さんの優しい呼びかけに最初は喜んで駆け寄る犬くんですが、空気を察すると及び腰に。最後はどうにか松本さんが抱きかかえて処置を完了させます。そして別の日の投薬時……何と犬くんはそれまでの体験をすっかり忘れて、喜んでは後悔するという行動を繰り返すのでした。
一方の猫さまはというと、松本さんが口にしやすいようにと大好きなおやつに薬を忍ばせて食べさせます。しかし、味の変化に気づいた猫さまは大激怒。記憶力の良さという特性もあって、以降はそのおやつを二度と口にしなくなったのでした。
投薬というテーマで2匹の雲泥の差の性格を表現した漫画は「本当、難しいですよね」と共感の声が殺到。コミカルなタッチで描かれた作品に、思わずくすっと笑ってしまいますよ。
(Hint-Pot編集部)