野球日本代表（侍ジャパン）が優勝したワールド・ベースボール・クラシック（WBC）での大活躍で世界を魅了した、メジャーリーグ（MLB）ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。プレーだけでなく、発言や立ち居振る舞いも魅力ですが、大谷選手の日本人らしい“礼儀正しさ”に注目が集まり、米国のメディアからも称賛の声が上がっています。

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大谷選手はMLB新人時代からイチローさんに敬意

　3日（日本時間4日）に敵地で行われた、シアトル・マリナーズ戦の試合前。大谷選手は、マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチローさんと対面。そのときの大谷選手の振る舞いについて、米紙「USAトゥデイ」は「目の前に現れたイチローさんに対する敬意を払う瞬間を決して見逃さなかった」と報じています。

　イチローさんがグラウンドに姿を見せたとき、大谷選手はウォーミングアップをしていたそう。イチローさんのもとへ走って駆け寄ると、大谷選手はまず帽子を取って一礼しました。さらに頭を下げながら、イチローさんとがっちり握手。少し言葉を交わし、最後にもう一度帽子を取って一礼すると、さわやかにその場を後にしました。

　同記事では、大谷選手がMLB新人時代の2018年からイチローさんに敬意を表していたことにも注目。いつも子どものような笑顔で、尊敬の念を持ちお辞儀してあいさつしていたことにも触れています。

　また、米スポーツメディア「スポーティング・ニュース」の公式ツイッターアカウントでは、「大谷翔平がイチローに会うとき、常にリスペクトを示している」とのコメントを添えて、大谷選手がイチローさんにお辞儀をしながらあいさつする姿を写真付きで紹介。写真には、2018年、2021年、そして2023年の2人の姿が収められています。

　WBCで先頭に立って侍ジャパンを牽引してきた2人は、何を話したのでしょうか。大谷選手の、相手に対してリスペクトを示す姿勢には、胸を打たれるものがありますね。

（Hint-Pot編集部）