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大谷翔平、試合中とっさに出た一言に米国で称賛「良い奴だショウヘイ」 その理由とは
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今年は夏季の東京五輪、来年は冬季の北京五輪を控え、注目が高まるスポーツ界。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで話題になった投稿から、この機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は野球のメジャーリーグ、大谷翔平選手が試合中にとっさに言った一言です。
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ファウルチップが当たった相手捕手を気遣い「Oh sorry. OK?」
投げて打って“二刀流”で、野球の世界最高峰メジャーリーグを沸かせているロサンゼルス・エンゼルスの大谷選手。そんな彼が試合中に日本人らしい気遣いを見せ話題を呼んだことがありました。
13日(日本時間14日)に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦。この日は野手で出場し、5回に4号ホームランを放つなど3安打1打点の活躍を見せましたが、ハプニングが起きたのは7回の第4打席でした。
ジェイク・ブレンツ投手が投げた初球をスイング。バットをわずかにかすめたボールは軌道が変わり、後ろで守っていたサルバドール・ペレス捕手の左足付近を直撃してしまったのです。すると、大谷選手がとっさに声を上げました。
「Oh sorry. OK?(あ、ごめんなさい。大丈夫?)」
野球では、こうしたファウルチップで捕手に打球が当たることが日常茶飯事。打者も狙っているわけではなく、まったく非はありません。にもかかわらず、大谷選手の言動には自然と相手を気遣う優しい人柄がにじみ出ていました。
この音声は中継映像でも拾われており、敵地カンサスシティのスポーツチャンネル「バリー・スポーツ・カンザスシティ」公式ツイッターでは「良い奴だ、ショウヘイ。サルビー(ペレス捕手)にファウルチップを当てた後、オオタニが謝った」と実際の映像を紹介しました。
現地の実況席も「今、オオタニが『Sorry』と言ったのを聞いた気がします」と大谷選手の発言をレポート。映像を見た米ファンからは「才能豊かで振る舞いも一流」「この『Oh Sorry』が超かわいい」と反響が寄せられ、ネット上を中心に話題を呼ぶことになりました。
また、同じく敵地ロイヤルズの地元紙「カンザスシティ・スター」も「MLBの試合中に、こんなシーンを見るのはめったにないことだ」と大谷選手の振る舞いを称賛していました。
思いやりを大切にする大谷選手にとっては当たり前のことだったのかもしれませんが、注目を浴びるシーンに。こうした日本人の美徳は海外で好意的に受け入れられているようです。
なお、大谷選手は20日(同21日)に行われた最新の試合、テキサス・レンジャーズ戦では投手として先発し、7四死球と制球を乱しながらも4回を7奪三振で1安打無失点。勝ち負けはつきませんでしたが、次回登板で今季初勝利を期待したいですね。
(Hint-Pot編集部)