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大谷翔平 乱闘中の“紳士的行動”が米国で話題 「史上最も礼儀正しい乱闘参加者」
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米メジャーリーグ(MLB)で投手と野手の二刀流として活躍する、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。現地で称賛されるのは、結果ばかりではありません。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は今回、26日(日本時間27日)の試合中に発生した乱闘での紳士的行動に注目。米国の記者からは「オオタニは野球史上最も礼儀正しい乱闘参加者に違いない」との声が上がっています。
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マリナーズ戦で発生した乱闘 興奮する相手コーチを後ろから制止
26日に本拠地エンゼル・スタジアムで行われたシアトル・マリナーズ戦はまさかの展開となりました。まずは初回1アウトでエンゼルスの先発投手、アンドリュー・ワンツ選手の投球が相手打者の頭上に。そして2回には、マリナーズの先頭打者が初球でデッドボールを受けて激高し、両軍が入り乱れる乱闘が始まってしまったのです。
最初は審判が激高する打者を制止していましたが、次には両軍ベンチからほぼ一斉に選手が飛び出しました。野球界では、乱闘になるとベンチにいる選手やスタッフもグラウンドに出て参加するという不文律があるからです。
揉み合いになった両軍は、一部の選手がパンチを繰り出すなど大変な状況に発展。ベンチにいた大谷選手も両軍選手が激しくぶつかり合う輪に加わりましたが、揉み合いを煽ったわけではありません。興奮する相手コーチと見られる人物を後ろからハグをするように優しく制止し、乱闘を何とか止めようとしたのです。
結果的には両軍計8人が退場になるなど、多くの選手が冷静さを欠いた中で見られた大谷選手の紳士的行動。米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」のジャレッド・カラビス記者は「ショウヘイ・オオタニは野球史上最も礼儀正しい乱闘参加者に違いない」とツイートするなど、注目を集めました。
また、大谷選手は投手・野手両方で活躍するエンゼルスの大黒柱だけに、米インディアナ州地元局「WXIN」の女性リポーター、アレクサ・ロス氏は「もし誰かがショウヘイ・オオタニを傷つけたら、ただじゃおかないわ」と怪我を心配するツイートを投稿。しかし、大谷選手は無傷でこの日もフル出場し、ファンを安堵させました。
ちなみに今回の乱闘では、大谷選手の通訳を務める水原一平氏も揉み合いの中へ。大谷選手の側を離れず、守るように間に入るなどする行動も、ファンの注目を集めています。
大谷選手といえば、これまでもプレーのみならず、試合中にグラウンドに落ちているゴミを拾ったり、試合中に相手選手とじゃれ合ったりと、心優しく友好的な姿勢が注目を浴びてきました。今回もやはり、近年は少なくなってきた乱闘という異例のアクシデントの中でも、大谷選手らしい振る舞いが光ったようです。
(Hint-Pot編集部)