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「初心運転者のみなさまへ」 車に付けるマークの取り扱いに注意 車体が色褪せる原因にも
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車の運転をするときは、周囲のドライバーがどんな人なのかを知ることができません。免許を取得したばかりの人なのか、高齢者なのか、身体障害のある人なのか、それを知らせてくれるのが車に付ける標識(マーク)です。普段から安全運転に関する役立つ情報を提供している、安全運転補完計画ユズリアイ(@KarasuyamaDS)のツイッターでは、初心者マーク(若葉マーク)の取り扱い方に関する動画を公開し、話題になっています。
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初心者マークの取り扱い方には注意が必要
初心者マーク(若葉マーク)の愛称で知られている標識の正式名称は、「初心運転者標識」。警視庁によると、「免許取得後1年未満の方」が表示の対象者となっており、付ける位置は「車体の前面と後面の両方、地上0.4メートル以上1.2メートル以下の見やすい位置」(ただし、道路運送車両の保安基準の規定により、前面ガラスに取り付けることは不可)とされています。そのため、車体前方のボンネットと後方(背面)の車体に取り付けている車を多く見かけます。
今回、話題になっているのは同アカウントの「初心運転者のみなさまへ」と題した動画です。12秒ほどの短い動画には、とてもわかりやすいメッセージが収められていました。まず前方のボンネットに取り付けられていた初心者マークを外し、次に車体後部に移動。取り付けられていた初心者マークを外して、運転席へ置きます。そして最後にカギをかけました。
投稿には、「車を運転しないときは初心者マークを取って車内に入れておきましょう」という一文が添えられています。その理由として「盗難防止」や「劣化防止」、「ボディの色褪せ防止」に効果があるそうです。
リプライ(返信)には、「経験ありです」「実際に一度盗まれた思い出」「盗まれたことある……しかも教習所でいただいたやつ……盗んで何に使うんだ」などの声が。また、「貼りっぱなしだと塗装面に良くないので気をつけたほうが良いですよね」「初心者のときにマグネット式の初心者マークを車に付けっぱなしにしてたら、夏場に外せなくなって大変でしたね」といった、貼りっぱなしによる失敗談も寄せられています。
もちろん、取り外したあと、次に乗る際の取り付け忘れにも注意が必要です。表示義務を怠った場合は道路交通法違反になります。盗難や紛失に備えて、予備を車内に準備しておくのも良いでしょう。
(Hint-Pot編集部)