飼い主さんなら、どんなときでも愛するペットと一緒に過ごしていたいと思うもの。その気持ちはペットも同じです。米国に住むある男性は、在宅勤務期間中、恋人の愛犬と毎日ずっと一緒に過ごしていました。しかし、出社回帰となり、毎朝出勤するように。それを悲しむ犬のために、男性はある行動に出ました。“ふたり”の絆が伝わる動画に、感動する人が続出しています。

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在宅から出社に…大好きな人との時間が減り悲しむピットブル

　米テキサス州オースティン在住のピットブル「ハーヴィ」は、飼い主さんとそのパートナーと一緒に暮らしています。とても愛情深いハーヴィはTikTok上で人気を集め、アカウントのフォロワー数は40万人に上ります。

　飼い主さんのパートナーの男性が在宅勤務をしていたため、ここ数年のハーヴィは彼と一日中ずっと一緒にいる日々が続いていました。しかし最近、彼の勤務形態が在宅から出社に。ずっと一緒にいた彼が毎朝出勤することに、ハーヴィはなかなか慣れませんでした。彼が家を出ると、ドアの前に座ってずっと彼の帰りを待っているのだそう。

　ある日、飼い主さんは男性に昼食を届けるため、ハーヴィを連れて彼の職場へ向かいました。ハーヴィはオフィスの外で彼の姿を見つけると大喜びします。しかし、ふれあえる時間はほんのわずか。ハーヴィは、彼と一緒にオフィスへ入れないことを理解しつつも、オフィスの扉を寂しそうに見つめるのでした。

　男性はそんなハーヴィのために、日中にも会えるよう、毎日家で昼食をとると決めました。彼が帰ってくると、ハーヴィは大興奮し、シッポを振りながらキスをしてお出迎え。この時間は、ハーヴィにとってかけがえのない時間になっています。

　ハーヴィと男性の心温まるシーンがTikTok上で公開されると、12万件以上もの“いいね”を集めました。コメント欄には「ペットを優先した生活を送ることは大切なこと。彼らは我々にとってすべてなのですから」「わんちゃんにこんなに優しいなんて、彼はなんて素敵なんでしょう！　彼の人柄がよくわかるわ」「泣いた……。ハーヴィは本当に彼のことが大好きなんだね」といった声があふれています。

　男性が見せた優しさは、きっとハーヴィにも届いていることでしょう。スケジュールを調整することで、“ふたり”の絆はより深いものになりました。

（Hint-Pot編集部）