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防犯カメラ映像が話題に 保護犬2匹のその後 ハッピーな結末に米国で感動の声
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一緒に動物保護施設に保護された2匹の野良犬。それぞれ別の部屋で過ごしていましたが、犬舎の壁を越えて“相棒”の元へ向かう姿が米国で大きな話題になりました。強い絆で結ばれた2匹のその後に注目が集まっていましたが、このほど新しい飼い主の元へ一緒に引き取られることに。2匹が新しい家へと旅立つ姿に、感動の声が上がっています。
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ブレンダとリンダはともに同じ里親の元へ
野良犬だったピットブルの「ブレンダ」と「リンダ」は一緒に保護され、ミネソタ州ミネアポリスの動物保護施設に保護されました。犬舎は高い壁で仕切られた個室になっており、2匹はそれぞれ別の部屋で里親を待つことになりました。
しかし、寂しかったのかブレンダは脱出作戦を開始。壁をよじ登り、隣にあるリンダの部屋に侵入したのです。スタッフは当初、ブレンダがリンダの部屋にいた理由がわからなかったそうですが、防犯カメラを確認すると、壁を越える姿がはっきりと記録されていました。
同施設が、フェイスブック上で2匹の熱い友情を収めた動画を公開したところ反響を呼び、「里親に引き取られる際は2匹一緒に迎えてあげてほしい」といった応援の声が殺到。2匹のその後に注目が集まっていました。
それからまもなく、夢が現実になったのです。米誌「ピープル」によると、動画が大きな話題になった翌日、ブレンダとリンダは同じ家に譲渡されることになったそう。
同団体は、うれしそうに並んで引き取られていく2匹の様子を映した動画をTikTok上で公開しました。そして、「ブレンダとリンダが一緒に暮らせるように協力してくれた仲間たちに感謝します」と綴っています。
投稿には、「ああ、一緒に引き取ってくれた人に敬意を表します」「うおおおおおお、おめでとうブレンダとリンダ。これからはいいことしか起こらないよ」「なんてスイートなの」など、“ふたり”の新たな旅立ちを祝福する声が殺到しました。ブレンダとリンダがこれからも末永く幸せに暮らしていくことを、多くの人が願っています。
(Hint-Pot編集部)