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2600キロを超えた奇跡の再会 愛犬の実のきょうだいをSNSで偶然発見し3年越しで対面 米国で話題
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愛犬のきょうだいや親戚に会ってみたいと思ったことはありませんか? 血統書をもとに専用のアプリで探すこともできますが、米国では、インスタグラムで偶然見つけて再会を果たしたというわんちゃんたちが注目を集めています。
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待ち望んでいたきょうだいとの再会
米ニュージャージー州在住のカロリーナ・チュウィステックさんは2018年1月、マサチューセッツ州にいるブリーダーから、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルとビションフリーゼのミックス犬・キャバションの「オーギー」をお迎えしました。それから3年近くが経った2020年11月、カロリーナさんは、オーギーの誕生日をお祝いする写真をインスタグラムに投稿。すると、ダイレクトメッセージが届いたのです。
送り主は、テキサス州に住むローラ・グリーンさん。もともとローラさんは、愛犬「パッフィン」のためにインスタグラムのアカウントを開設し、同じ犬種であるオーギーのアカウントをフォローしていました。2匹がとても似ていると思っており、ローラさんはオーギーの誕生日投稿を見てきょうだいであることを確信。メッセージのやりとりをしたところ、2匹は同胎のきょうだいであることが確認できたのです。
連絡を取り合うようになってから、カロリーナさんとローラさんはどうにか愛犬たちを対面させて、きょうだいの絆を深める時間を持ちたいと思うように。しかし、ニュージャージー州からテキサス州までは2600キロ以上もの距離があり、なかなかその願いは実現しないまま時間が流れました。そして2023年6月、とうとう2匹は再会を果たすことができたのです。
なんと、カロリーナさんの配偶者が仕事でテキサス州へ出張することに。カロリーナさんとオーギーがそれに同行することになったのです。そして6月25日、オーギーとパッフィンは再会しました。
再会してわかった2匹の共通点とは?
カロリーナさんはこれを報じた米誌「ピープル」に対し、「私たち(カロリーナさんとローラさん)は、2匹ともが彼らの思い通りの方向に進まないと座り込んでしまうことや、前足を濡らすのが嫌いで、水たまりを飛び越えることがすぐにわかりました」と、対面したことでわかった共通点を語っています。
この日、2匹は数時間を一緒に過ごし、数多くの写真を撮りました。別れるまでに予定より少し時間がかかったのは、2匹が「とてもよく似ているため、別れるときに正しい犬かどうか確認する必要があったからです」と、カロリーナさんはジョークを飛ばしています。
カロリーナさんのインスタグラムには「なんて素晴らしい話だ、オーギー!!」「妹との再会おめでとう」「“ふたり”ともとても幸せそうですね」など、祝福の声が殺到しました。2匹は、これからも定期的に再会することを約束しているそうですよ。
(Hint-Pot編集部)