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浴衣は早めに洗濯を 自宅で洗濯する方法に「助かる!!」の声
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全国各地で花火大会が開催されている今夏。浴衣姿で楽しんでいる人も多いですが、悩ましいのが浴衣の洗濯。洗濯にまつわる情報を日々発信している、花王株式会社のお洗濯周り公式ツイッターアカウント(@kao_attackjp)が、浴衣を着用した人に向けて早めの洗濯とその方法を呼びかけ、注目を集めています。
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自宅の洗濯機で洗える浴衣
花火大会だけでなく、盆踊りや夏祭りなど、夏のイベント気分を盛り上げるのに欠かせない浴衣。意外と着用機会が多いため、その都度、クリーニングに出すのも大変ですよね。お手入れが面倒くさそうと思いがちですが、実はそうでもないようです。
浴衣には素材によって、自宅の洗濯機で洗えるものが多くあります。代表的なものでいえば綿や麻、ポリエステルです。まずは洗濯表示や素材を見て、「洗える浴衣」かしっかりと確認してください。花王の公式サイトによると、もし洗濯桶のマークに×印がついているなど、家庭で洗濯できない表示が付いていた場合は、早めにクリーニング店へ持っていきましょう。
次に浴衣の色落ちチェックをして、問題なければ家庭で洗濯が可能に。洗濯する際は、型崩れやシワ防止のため、まずはきちんとたたんで洗濯ネットに入れます。
浴衣の肩山、袖山、脇線を合わせ、左袖をおくみに向かってたたみます。次に、身頃を屏風のように山と谷が交互になるようたたんで、汚れやすい袖部分を一番外側にして洗濯ネットに入れます。シワ防止には脱水時間を短くするといいそうです。
洗濯後、浴衣の干し方とたたみ方
洗濯が終わったら浴衣を洗濯ネットから取り出し、両手で生地をパンパンと叩いてシワを伸ばします。浴衣の袂の部分で二つ折りにして、竿にかけましょう。洗濯バサミの跡が残らないように、肩と脇の縫い部分を洗濯ばさみで留めて日陰に吊るします。
衿と肩の部分にワイヤーハンガーを入れると、型崩れなく乾くそうです。襟の部分はハンガーが逆三角形になるように、両袖は袖下にハンガーの長辺が当たるように入れましょう。浴衣が完全に乾いたら、室内に取り込んでたたみます。
「着ていった浴衣は早めに……洗うのが吉」と呼びかけたツイートは反響を呼び、1500件近い“いいね”が。リプライ(返信)には「この干し方知らなかったです……」「助かる!!」「この干し方は初めて見たわ、なるほど」「干し方! なるほど! 画期的!」「干し方の工夫……なるほど……まずハンガー買ってこなきゃ」など、とくに干し方に驚く声が寄せられています。
浴衣はとてもデリケートなので、普段着のように洗うと型崩れしたり、縮んでしまったりします。繰り返しますが、浴衣の洗濯表示をきちんと確認し、十分に気をつけて洗濯してください。年に一度、この時期にしか出合えない大切な浴衣。できるだけ長く愛用したいですね。
(Hint-Pot編集部)