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意外に知らない「洗濯ネット」の正しい使い分け ポイントは形とメッシュの粗さ
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大切な衣類を守るため、洗濯ネットを使用している人は多いと思いますが、正しく使い分けできていますか? 洗濯ネットには、大きさや形、メッシュの粗さなど、さまざまな種類があります。複数の洗濯ネットを持ってはいるものの、なんとなく使っていたり、ネットが足りず適当に余っているネットへ入れてしまったりしている人もいるでしょう。洗濯ネットを正しく使うにはどのようなポイントに気をつけたほうがいいのでしょうか。そこで、東急ハンズから名前を改めた「ハンズ」の公式インスタグラムアカウント(handsinc.official)が紹介した、「洗濯ネットの正しい使い方・選び方!」を参考にしてみましょう。
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洗濯ネットの「形」はどう選ぶ?
「その使い方、合ってる?」
そんな少しドキッとしてしまう言葉が添えられた投稿には、「洗濯ネット」の正しい選び方と使い方が紹介されています。それによると、「ネットの形とメッシュの使い分けを知っておくだけでも役に立つ」そうです。
それではまずは「ネットの形」を確認しましょう。ハンズによると、次の4つの形が一般的で、それぞれに向いている衣類があるようです。
○角型:型崩れしたくないものや、平らなものに使用。ワイシャツやニットを入れるのに向いている
○丸型:転がりやすい形状のため中で洗濯物が動くので、タオルなどがおすすめ
○筒型:大きいものに。全自動洗濯機向き
○ドーム型:女性用下着を洗濯する際に使用
メッシュの粗さで洗浄力や服への負担に違いが
また、メッシュの目の粗さにも違いがあります。それによって「洗浄力」や「服への負担」、洗濯物に付く「糸クズ」の量に違いが出るそう。
粗い目のものほど「洗浄力が強い」そうですが、「服への負担が高く」、付着する「糸クズが多い」という傾向があります。一方、細かい目のものは、「洗浄力は弱く」なるものの、「服への負担が低く」、付着する「糸クズが少ない」そうです。
こうした傾向を踏まえ、シャツ、ニット・パンツ、下着・小物の3種類で、メッシュの粗さはどれくらいのものを選ぶと良いのかも図で紹介しています。
洗濯ネット使用時の3つの大原則
最後に、洗濯ネットを使うときの「大原則」を3つ紹介しています。
【大原則】
1. 衣類に対してピッタリのサイズを選ぶ!
洗濯ネットが少し小さめでキツキツの状態だと十分に洗うことができず、逆に余裕がありすぎても摩擦が起こる原因になるそう。
2. 衣類は裏返してネットに入れる!
実は裏側の方が汗や皮脂で汚れています。また、表面は色落ちなどから守るため、ネットに入れる前に裏返しましょう。すべての洗濯物を裏返すのが面倒なときは大事な服だけでも裏返すと良いですよ。
3. ワイシャツはボタンをしてたたんでんで洗う!
型崩れ防止と、洗い上がり時のシワ対策になります。
コメント欄には、「けっこういい加減に使ってました。勉強になります」との声も。知っているのと、知らないのとでは大違いとなる洗濯ネットの知識。用途をしっかりと理解し、使い分けることで、お気に入りの大事な衣類を少しでも長く着ることができそうですね。
(Hint-Pot編集部)