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ぬいぐるみを大切にしていたゴールデンレトリーバー 新しい“家族”との対面に感動広がる【米】
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ゴールデンレトリーバーは温厚で優しく、ほかの犬とも友好的な関係を築きやすいといわれています。米ハワイ州に住む「モルソン」という名前のゴールデンレトリーバーもまた、とても仲間思いの性格で、飼い主にもらった子犬のぬいぐるみを大切にしていました。その様子を見た飼い主は、モルソンに最高の“家族”をプレゼントすることに。初対面時の感動的な様子が、米国で注目を集めています。
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興奮を抑え切れない様子のモルソンにほっこり
ハワイ州のマウイ島に住むハリー・デヴェリーさん夫妻のもとで暮らしている、ゴールデンレトリーバーのモルソン。2年以上前に引き取られ、きょうだいとは離ればなれになりました。それ以来、モルソンは「ケルシー」と名付けられた犬のぬいぐるみを気に入り、ハリーさんらに何度も修理してもらいながら、ずっと大切に持ち歩いていたそうです。
その様子をずっと見守ってきたハリーさんと娘のジャスミンさんは、モルソンが大きくなり“ひとり”で留守番をする時間が多くなったことから、ケルシーではなく本物の犬の“家族”を増やしてあげようと考えました。こうしてハリーさん一家のもとに、ケルシーとよく似た子犬の「ポージー」がやってくることに。
モルソンとポージーが初対面するときの様子を、ジャスミンさんが動画で撮影。動画は、新しい“家族”が来たことをまだ知らないモルソンが、ケルシーをくわえて玄関先にやってくるところから始まります。
ポージーは、布がかかった洗濯カゴの中にいました。気配を感じて迷いなくカゴに寄っていくモルソンに、ハリーさんらは「ここに何があるの? それは何?」と問いかけます。すると、モルソンはすぐにポージーを発見。その瞬間、口にくわえていたぬいぐるみを落としました。そして、喜びを抑え切れない様子でポージーの匂いを嗅ぎます。ポージーも、あいさつをするようにモルソンの鼻先をペロペロと舐めたのです。
モルソンは興奮した様子でジャスミンさんたちのもとへ駆け寄り、シッポを振って喜びを伝えると再びポージーのもとへ。たった40秒の動画ですが、これから“ふたり”がきっと良いきょうだいになることを予感させました。
動画がTikTokで公開されると、再生回数は200万回以上に。コメント欄には「文字通りむせび泣いています」「とても愛らしい」「モルソンの人生の貴重な瞬間を共有してくれてありがとう。とても美しい」など、感動の声が寄せられました。投稿は話題になり、米誌「USAトゥデイ」や「ピープル」など、さまざまなメディアが注目しています。
(Hint-Pot編集部)