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「普段から使えそう」 重い水を運ぶときの負担を軽減 警視庁のアイデアに称賛

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

災害時は給水拠点から水を運搬する必要が(写真はイメージ)【写真:写真AC】
災害時は給水拠点から水を運搬する必要が(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 災害などで断水になった場合、災害時給水ステーションや給水車といった給水拠点から、基本的には自身で避難場所まで運ぶ必要があります。その際、道ががれきで埋もれているなどで車や台車が使えず、徒歩で持ち運ばなければいけない場合も。そうしたときに負担を軽減する運搬方法を、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)が紹介しています。

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福島県の警察官が東日本大震災の経験からアイデアを発信

 一般的に飲料水の備蓄目安は、1人あたり1日3リットルといわれています。このほかに手を洗うなどの生活用水も必要で、家族構成によっては大変な量になるでしょう。水は生活に欠かせないため、断水が長く続くことも想定し、なるべく負担にならない運搬方法を覚えておきたいですね。

 警視庁警備部災害対策課の公式Xアカウントで紹介されたのは、手ぬぐいを使った方法です。水はレジ袋など、取っ手が付いた袋にまとめます。

○手ぬぐいを活用した荷物の運び方
1. 手ぬぐいを縦に四つ折りにし、手首の外側からかける
2. 手ぬぐいをかけたまま、手首の内側でまとめて軽く握る
3. 手ぬぐいの先を、水などを入れた袋の持ち手に通す
4. 取っ手をくるむように折り返し、手ぬぐいの先を軽く握って荷物を持ち上げる

 投稿によると1リットルのペットボトル8本、つまり8キロを持ち上げましたが「手が痛くならず、楽に持つことができました」とのこと。投稿は反響を呼び、4000件以上の“いいね”が集まっています。リプライ(返信)には、「おそらく一番のアイデア」「これはいいアイデアですね! 普段から使えそうです」「ありがとうございます」などの声が寄せられました。

 今回、この方法を紹介したのは、福島県警から警視庁に研修で訪れているという警察官です。その人自身、16歳のときに東日本大震災で被災し、配給される水などを手提げ袋に入れて連日持ち帰った経験があるそう。そのとき、重さで手提げ部分が手首に食い込み、激しい痛みを感じた実体験を基に「手ぬぐいを活用した荷物の運び方を考えてみました」と綴っています。

 手ぬぐいは体を拭くのはもちろん、止血帯や簡易防災頭巾などとしても使えます。非常用持ち出し袋に1枚入れておくと安心ですね。

(Hint-Pot編集部)