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紙おむつを使った子どもの暑さ対策 二次活用できる警視庁の裏ワザに「神おむつ」の声も

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

おむつを使った裏ワザに反響(写真はイメージ)【写真:写真AC】
おむつを使った裏ワザに反響(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 まだまだ暑い日が続き、お出かけの際には子どもの暑さ対策に頭を悩ませる人も多いはず。そんなときに使える、小さい子どもの必需品・おむつを使った裏ワザを警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)が紹介し、話題になっています。

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結露を防止して「適度に体を冷やせます」

 小さな子どもの平熱は36.5~37.5度で、大人よりも高めです。そのうえ体温の調節機能が未発達なので、熱中症になりやすいといわれています。そのため子どもにとって暑さは大敵。各家庭でもいろいろな対策を講じているのではないでしょうか。

 警視庁は、公式Xで子どもの暑さ対策として、保冷剤を入れた紙おむつの活用法を紹介。その方法は、紙おむつに保冷剤を入れるだけです。担当者さんは、「ベビーカーの背中や抱っこ紐の間におむつを挟めば適度に体を冷やせます」と写真を交えて解説しています。

 紙オムツには、高分子ポリマーと呼ばれる吸水材が内部に仕込まれており、おしっこを紙オムツの内部でしっかりキャッチできる仕組みです。保冷剤で体を冷やす場合の難点が、結露によってびしょびしょに濡れてしまうこと。しかし、おむつに挟めば、吸水材が保冷剤の結露を吸い取ってくれます。

 また、保冷剤を直接肌に当てると、凍傷になる危険性がありますが、おむつに挟めばそうしたリスクも軽減します。おむつは袋状なので、タオルで巻くのと比べてずれにくいというのも利点でしょう。

 投稿は反響を呼び、2300件以上の“いいね”が。リプライ(返信)には、「やりたい」「おむつ便利……」「おお……! この手立ては思いつかなかった……おむつって二次活用できるなんてなんだか笑激……」「これいいね。パンツタイプのおむつならなおさら便利やな。家でも検討してみよー」「なるほど。おむつやペットシーツはこんな使い方もあるのか」「サイズアウトしたおむつの活用法としても良さそう」などのほか、「介護でも活かせそうですね。災害時などで使える紙おむつは神おむつだなと」といった声も寄せられています。

 使用する際には、「冷やしすぎには十分に注意を!」と呼びかける担当者さん。保冷剤カバーとして使用した紙おむつは、その後、おむつとして使うことができて「一石二鳥」なのだそう。ぜひ試してみたい裏ワザですね。

(Hint-Pot編集部)