どうぶつ
「お願い歩いて」 いぬが突然“散歩拒否”を発動 ポツンと佇む姿にほっこり
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愛犬が散歩中に一歩も動かなくなる状況を、“散歩拒否”や“散歩ボイコット”などといいます。行きたい方向ではなかったり、歩き疲れてしまったり、立ち止まる理由はさまざま。その愛らしさは、たびたびネット上で話題になります。今回ご紹介するのは、ロングリードをぐーんと伸ばして、遠くにポツンと佇むシーズー。飼い主さんは「お願い歩いて」と懇願していますが、その後どうなったのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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散歩中、突然動かなくなったいぬ
「お願い歩いて」
そんな悲痛な訴えに添えられた1枚の写真。そこには、ぐーんと伸びた白いリードと、その先に小さな影が写っています。どうやら、飼い主さんから4~5メートル離れたところで、シーズーが“散歩拒否”をして座り込んでいるようです。
青い空、緑が茂る河川敷、そして道路に降り注ぐ日光。まさに散歩日和ですが、どうやら歩くことを拒否しているようです。
いぬと飼い主さんは、これでもかというほど長く伸びたリードでつながり、お互いに一歩も譲れない交渉をしているように見えます。
写真がXで公開されると、約3000件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「か、かわいい……」「日向ぼっこ中?」「抱っこって言っているのかな?」など、いぬの心情を推測する声が寄せられています。
モチちゃんが散歩中に立ち止まる理由とは
“散歩拒否”シーズーになったのは、6歳の女の子「モチ」ちゃん。抱っこするとやわらかくてモチモチしていることから名づけられました。その愛らしい見た目とは裏腹に、頑固な一面もあるそうです。
写真が撮影された日、モチちゃんと飼い主さんはいつものように散歩へ出かけました。モチちゃんお気に入りの河川敷でしばらく楽しみ、引き返そうとしたところ、モチちゃんが急に“散歩拒否”。その場から動かなくなってしまいました。
「突然“イヤイヤ”が始まりました。リードを伸ばして置いていく素振りを見せましたが、まったくダメ。2分ほど根気良く呼びかけると、ようやくこちらに走ってきてくれました」
飼い主さんによると、モチちゃんがこうして散歩中に立ち止まるのはよくあることなのだとか。今回のように呼び続けると来てくれることもあるそうですが、あるものを見せるとすぐに駆けつけるといいます。
「おやつがあるとすぐ来ます。モチが散歩中に立ち止まってしまう理由は『そっちには行かない!』と訴えているのかもしれません。“ひとり”で散歩しているときは素直なので、わがままな振る舞いをすることで、自分に注目してほしいという可能性もあります」
モチちゃんは、大好きな飼い主さんをひとりじめしたいのかもしれません。これからもかわいらしい散歩シーンをたくさん見せてほしいですね。
○取材協力:シーズーのふっふ(@chikakota)さん
(Hint-Pot編集部)