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しずくが垂れがちなドリップコーヒー 警視庁が教えるこぼさないための「2秒の手間」に歓喜の声
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災害はいつやってくるか、誰にも予測ができないもの。常に準備と心がまえが必要ですが、用意している防災バッグの中身は季節に応じているでしょうか? 今の季節、災害時に体をほっと温めてくれる飲み物があると安心ですよね。警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)も、手軽に飲めるホットドリンクを持ち出し袋に入れるようおすすめしています。さらに、ドリップバッグコーヒーの裏ワザについても紹介し、「いいことを聞いた」と反響を呼んでいます。
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「持ち出し袋に加えてみてはいかがですか?」
缶詰や水、衣類などを詰め込んだ防災バッグ。食料品の賞味期限などに気をつけてローリングストックをすることはあっても、季節が変わるごとに中身を見直すことは、なかなかないかもしれません。
同課のX担当者は、「お湯を注ぐだけで気軽に飲めるティーバッグのお茶やドリップコーヒーは、避難生活でも体が温まる一品です。持ち出し袋に加えてみてはいかがですか?」とコメント。さらに、ドリップバッグコーヒーをいれたときに試したい裏ワザについても紹介しています。
ドリップバッグコーヒーは、フィルターの中にコーヒーの粉が入っているもの。フィルターの両サイドについている取っ手をカップのフチにかけて、上からお湯を注ぐと簡単にコーヒーを抽出することができます。個装されているものは持ち運びにも便利ですよね。
使い勝手はいいものの、カップからフィルターをはずすとき、しずくがこぼれてテーブルを汚してしまうことも。そんなやってしまいがちな失敗は、「ほんの2秒のひと手間」で防ぐことができるそうです。
【手順】
1. コーヒーを抽出し、フィルターの取っ手をカップからはずす
2. フィルターをカップから上げる前に、カップの中の水面に2秒ほどつける
たったこれだけで、フィルターからしずくが垂れなくなります。ちなみにこの方法は、ティーバッグタイプのお茶などにも使える技だそうです。
投稿は反響を呼び、2000件を超える“いいね”が。リプライ(返信)には、「なるほど おたま、レードルを持ち上げるときの水面に2秒と同じですね~気がつかなかったです」「ほほう! これはいいことを聞きました」といった声が上がっています。
普段の生活はもちろん、使える物資が限られている避難所では、できるだけ清潔さを保つことが大切です。覚えておけば、しずくで衣類などを汚す心配もなさそうですね。
(Hint-Pot編集部)