どうぶつ
「酔っ払いタヌキかわいい!!」 リンゴ畑で驚きの出会い 野生動物がフラフラになった理由とは
公開日: / 更新日:
編農作業中、フラフラしながら近づいてきたタヌキ。具合が悪いのか心配して見守っていたところ、草むらに突っ伏して寝転んでしまいました。それには驚きの理由があったようです。まるでおとぎ話のような一幕を撮影した写真が、X(ツイッター)上で11万件の“いいね”を集め、大きな話題になっています。投稿者のlafranko(@lafranko)さんに詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
逃げるどころかフラフラと近寄ってきたタヌキ
果樹農家がリンゴ畑で作業をしていたところ、野生のタヌキの行動に驚いたという投稿がXで大きな話題になっています。
投稿によると、農園に現れたタヌキは逃げるどころか、フラフラと近寄って横たわってしまったそう。「何か悪いものでも食べたのかな……」と心配して30分ほど様子をうかがっていると、回復したのかよたよたしながら帰っていったそうです。
投稿主さんは「たぶん、落ちて発酵したリンゴを食べて酔っ払ったのだと思う。前も酔ったタヌキ見たことあったけど今日の子は泥酔に近かった」と推測しています。投稿に添えられた写真には、草むらに倒れ込むようにして伏せるタヌキが。2枚目には投稿の主さんの足が写っており、かなり近くまで寄っていたことがわかります。
この投稿は、Xでなんと11万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「酔っ払いタヌキかわいい!!」「癖になってまた来たらおもしろいですね」「信楽焼のタヌキさんもお酒持っているしね」「タヌキも酔うんだ(笑)」「目がとろーんってしているような」など、驚きの声が寄せられています。
30分間、ゲップをしたり横たわったりしていたタヌキ
多くの人を驚かせた衝撃的な写真が撮影されたのは、12月4日の午後3時半頃。タヌキは、投稿主さんが気づいたときには草むらに横たわっていて、1メートルほどの距離に近づいても逃げなかったそうです。
投稿主さんは、タヌキのそばに食べかけのリンゴがあったことから、発酵が進みアルコール度数が高まったリンゴを食べて酔ったのではないかと推測しました。なんとか歩けるようになるまでの約30分、タヌキはゲップをしたり、横たわったりして過ごしていたそう。
「畑は川沿いにあるのですが、しばらくすると河原に続いている獣道に入っていきました」
まるでおとぎ話のようなシチュエーション。事実は小説より奇なりといいますが、“酔っ払い”タヌキに遭遇することが現実にあるとは驚きですね。
※野生動物を見つけた場合は触れるなどせず、そっと見守りましょう。
(Hint-Pot編集部)