地震や異常気象など、自然災害が少なくない日本では日頃からの備えが欠かせません。いざというとき、どのようなものが役立つのでしょうか。警視庁警備部災害対策課の公式X（ツイッター）アカウント（@MPD_bousai）が、非常用持ち出し袋に入れているものを紹介。さまざまな利用法があると説明し、「さっそく試してみます」などの声が上がっています。

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食器やスプーン代わりのほか、防寒具としても使える

　避難時に必要な最低限のものをまとめておく、非常用持ち出し袋。いざというときにすぐ持ち出すことを考えると、あまり多くのものを入れることはできません。そのため、ひとつのアイテムでさまざまなことに活用できると便利ですよね。

　同課のX担当者は、非常用持ち出し袋にアルミホイルを入れているそうで、その有用性を解説。非常時の備えに優れたアイテムとして、おすすめしています。

「アルミホイルは成形性が良く、食器やスプーンの代替えになるほか、気体や水分の遮断性が高いことから、生ゴミ等を包めば防臭防水効果もあります。熱を反射する性質を持つので、冷えやすいところに巻いて防寒対策もできます」

　同アカウントでは、以前からアルミホイルの有用性に注目しています。紙で作った皿にアルミホイルを合わせた簡易食器や、停電時に使える簡易ランプの作り方など、さまざまな活用法を紹介してきました。

　今回の投稿には2000件を超える“いいね”が集まり、リプライ（返信）には「確かに、アルミホイルは便利ですね」「食器にはときどき使うのですが、さすがにスプーンの代わりになるとは……思いもしませんでした。さっそく試してみますね」「アイデアですね　素晴らしい」といった声が。さらに、引用リポストには「多彩な使われ方が可能なギア」と、アルミホイルの活用幅の広さを称賛する声も上がっています。

　自然の力は計り知れず、いつ起きるかわからない地震への備えは大切です。年末の大掃除と一緒に、非常用持ち出し袋の中身もチェックしておくといいかもしれませんね。

（Hint-Pot編集部）