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牛乳パックの再利用法 「必ずついているとは限らない」非常時にも使えるスプーンの作り方を警視庁が伝授

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

牛乳パックを再利用して非常時に役立てることも(写真はイメージ)【写真:写真AC】
牛乳パックを再利用して非常時に役立てることも(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 中身を飲み切った牛乳パックは、再利用してさまざまなものに活用することができます。洗ったあとにしっかり乾燥させて、保管しておけば、いざというときに役立つことも。警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)が、牛乳パックでできる便利アイテムの作り方を紹介。非常時に役立ちそうです。

 ◇ ◇ ◇

簡単に作れる 牛乳パックを使ったエコなアイテム

「備蓄食料品をご用意されていると思いますが、スプーンが必ずついているとは限りません。そこで牛乳パックでスプーンを作ってみました」

 そんな書き出しで、同アカウントが牛乳パックを再利用したスプーンを紹介。作り方はとても簡単です。

【手順】
1. 洗った牛乳パックを切って開き、平らにする
2. 開いた牛乳パックをよく洗い、乾かす
3. 牛乳パックにスプーンの形で線を描く
4. 描いた線に沿って切り抜く
5. 切り抜いたスプーンの真ん中を谷折りにしてくぼみをつける

「いざというときに作ってみてはいかがでしょうか」と、投稿で担当者さんが呼びかけると、リプライ(返信)には「給食でヨーグルトとかプリンが出てきたときはこんな感じのスプーンがついてきたっけなぁ」「牛乳パックは非常時にいろいろ使い道がありそうですね。牛乳パックの折り目のところで作れば、切るときも左右対称になるし、丈夫にできるかなと思いました」などの声が寄せられました。

 牛乳パックの素材は紙ですが、プラスチック素材のポリエチレンでコーティングされているため、濡れても丈夫な作りになっています。飲み切ったらきれいに洗って、しっかり乾燥させておけば、再利用時の手間が省けて便利。アレルギーなどの心配がない場合は、スプーンだけでなく、食器やまな板としても活用できそうですね。

 牛乳パックは手で割いて開くこともできますが、ハサミを使うときは、パックの角ではなく真ん中にハサミを入れると切りやすく、開きやすくなります。けがをしないよう、ハサミの扱いに注意しましょう。

(Hint-Pot編集部)