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「これは必要」 防災グッズをケースに入れる 警視庁のアイデアに称賛の声
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災害はいつ起こるかわかりません。いざというときのために、日頃から備えておくことが大切です。家に帰れば非常用持ち出し袋はあるかもしれませんが、出先で災害に見舞われる可能性もあります。警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)では、いざというときに備えるための、持ち運びに便利なアイテムを紹介しています。
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100円ショップなどに売っているもので作れる優れもの
食料品や飲料水、防寒具などを詰めた、非常用持ち出し袋を用意している家庭は多いでしょう。どこに置いてあるかなどを家族で確認し、いざというときのために備えることは大切です。
しかし、災害がいつ、どこで発生するのかはわかりません。通勤や通学、旅行先で起こった場合はどうすればいいでしょうか? 職場や宿泊先なら防災グッズが備えられているかもしれませんが、移動中に発生することも考えられます。
そこで、警視庁警備部災害対策課の公式Xアカウントがおすすめするのが、防災グッズを詰めた持ち運び可能な「防災ケース」です。この「防災ケース」は、フタが閉じられる平たいプラスチックケースを活用したもの。同課のX担当者さんは、「頑丈で、物の確認や出し入れもしやすく、収納もそれほど場所を取りません」と説明しています。
「防災ケース」の大きさによりますが、ケースの中には、携行食(羊羹)、ホイッスル、絆創膏、ウェットティッシュなどのほかに、圧縮タオルやシリコンカップなども入れておくといいそうです。投稿では、それらを含む「収納品の例」全21品が紹介されています。
投稿によると、「防災ケース」は100円ショップなどに売っている、小物を整理するときに使うケースや書類などを入れるファイルケースでも作れるといいます。小さな薬や小銭などは、カバンに入れるとすぐに見つけられないこともありますが、ケースに入れておけば必要なときに探すこともなさそうですね。
投稿は反響を呼び、1.2万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「旅好きなので真似します」「参考にします!」といった声が上がり、引用リポストには「これは必要」「ボトルタイプは作ったけど、こっちタイプもありだわん」「やはり、そろそろ携帯する準備入るかね」などの声も寄せられています。
同課は昨年、プラスチック製のマイボトルを活用した「防災ボトル」も紹介していました。大きなものを入れるのは難しいですが、持ち運びに便利で、中身を出したらコップとしても使える優れものです。カバンの大きさや入れるものに合わせて、ケースとボトルの両方を備えておくのもいいでしょう。
(Hint-Pot編集部)