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「ずっと謎でした」 乾パンに入っている氷砂糖や金平糖の秘密 警視庁の解説に反響

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

乾パンの缶詰には氷砂糖や金平糖なども入っている(写真はイメージ)【写真:写真AC】
乾パンの缶詰には氷砂糖や金平糖なども入っている(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 自然災害時などの備蓄品や非常食として常備しておくと便利な乾パン。常備している非常用持ち出し袋の中に入れている人も多いでしょう。警視庁警備部災害対策課の公式ツイッター(@MPD_bousai)が、乾パンと一緒に入っている氷砂糖や金平糖の役割について解説し話題になっています。

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疲労回復や食べやすくする効果が

 非常用持ち出し袋に入っていることも多く、非常食として昔から重宝されてきた乾パン。缶の中には、乾パンだけでなく氷砂糖や金平糖などが一緒に入っていることが多いそうです。その理由や効果にをご存知ですか。

1.疲労回復やリラックス効果が期待できる
 災害時は強い不安を感じ、不眠や緊張といった反応が出る可能性があります。そこで氷砂糖や金平糖の糖分を摂取することで、疲労回復やリラックス効果が期待できると言われているのだそう。

2.金平糖を舐めることで唾液の分泌を促す
 乾パンは保存性を高めるためにしっかりと乾燥しているため、硬くてパサパサとした食感です。しかし、災害時などには手元に水分がない場合も。そこで氷砂糖や金平糖を舐めると唾液の分泌が促され、飲み物がなくても乾パンを食べやすくなるという効果もあるそうです。

 投稿は反響を呼び、4500件超の“いいね”が。またリプライ(返信)には「そんな意味で入っていたんですね。何で入っているのか、ずっと謎でした」「初めて知りました!」「唾液を出すためとは知ってました」「知ってたー!」「常識レベルです」など、たくさんの声が寄せられました。

 乾パン缶詰の賞味期限はおよそ5年と長いものが一般的。そのため賞味期限の確認を怠らないようにしましょう。賞味期限が迫ってきた乾パンがある人は、この機会に缶を開けて一度中身を確かめてみるのもいいかもしれません。

(Hint-Pot編集部)