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カッパがダウンジャケットに大変身 限られたものでできる防寒対策 警視庁が伝授
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暖冬とはいえ全国的に寒さが本格化するなか、能登半島地震の被災地では雨や雪など天候不良による二次被害に加え、気温の低下も懸念されています。そうしたなか、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)が、身近なものを活用した防寒対策を紹介。災害時にすぐ役立つだけでなく、防災の一環として覚えておきたい活用法です。
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カッパやゴミ袋、新聞紙で寒さを軽減
一年で最も寒い時期といわれる大寒を控え、朝晩だけでなく日中も冷え込みを感じる季節になりました。体調管理の面でも防寒対策は大切です。そこで同課の公式X担当者さんは、「防寒対策に、即席ダウンジャケットを試してみてください」と投稿。雨具(カッパ)を使用した即席ダウンジャケットの作り方を紹介しています。
○即席ダウンジャケットの作り方
【用意するもの】
カッパ
新聞紙
紐
輪ゴム
【手順】
1. カッパを羽織って、腰を紐などで結ぶ
2. 寒い空気が袖口から入らないよう、両袖を輪ゴムで絞る ※うっ血しないよう、輪ゴムをきつく巻きすぎないように注意
3. カッパの内側へ丸めた新聞紙を入れる
紐は、ベルトやネクタイなどを代わりに使ってもいいようです。カッパと服の間に新聞紙を入れる際は、胸元や脇の下だけでなく、背中にも入れると保温効果がアップするとのこと。
そのほか、足が寒いときは「ゴミ袋に丸めた新聞紙を詰め込み、足を入れれば少し温まります」といった情報に加え、段ボールを敷いて床からの冷気を防ぐことも推奨。こうしたライフハックについて、「避難生活は限られたものの工夫が大切です」と伝えています。
自然の力は計り知れず、昨年の1月には、寒波の影響で大規模な停電が発生しました。日頃からの備えだけでなく、急な事態への対処法として、覚えておきたいですね。
(Hint-Pot編集部)