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インパクト大のおにぎりアート こたつでほっこりする白竜に「縁起がいいね」の声
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作品数は250超え おにぎりアートに魅了されて5年目を迎えたおにぎり劇場さん
1児の母であるおにぎり劇場さんがおにぎりアートを始めたのは、2019年10月、おにぎりのコンテストが開催されることを知ったのがきっかけでした。もともと、息子さんが遠足に持っていくキャラ弁作りにこだわっていたそうですが、その出来栄えは、先生たちも集まってきて写真タイムになるほどだといいます。
さっそくコンテストに参加しましたが、このときの結果は芳しくなかったそう。そこでSNSに投稿したところ、思わぬ反響を受け、おにぎりアートにハマっていったといいます。これまでの作品数は、未公開分も含めてなんと250を超えるのだとか。そんなおにぎり劇場さんに、おにぎりアートのコツを教えてもらいました。
「まずはなによりも、ごはんと具材で再現できそうな色と形を持ち合わせているモチーフを選ぶことです。形に安定感があり、表現できそうと思ったもの。季節柄のものや流行りのなかから探すこともあります。また、インパクトがあるものやかわいさのあるものが好きなので、そのような系統も多いかなと思います」
思い出深い作品も 精力的に活動を続けるおにぎり劇場さん
とくに印象に残っている過去作品は4つ。「河童」や「織田信長」「メンフクロウ」「信楽焼たぬき」といいます。
「真夏の暑い頃に作った『河童』が気に入っています。材料は寿司飯とキュウリのみ。全身を形にした『メンフクロウ』は、足と止まり木が違和感なく再現できてお気に入りです。『織田信長』は初めて人物の上半身を作ったおにぎりで、大葉の色と肩衣の色が合致した爽快感があり、思い出深いおにぎりです。『信楽焼たぬき』はおかおがかわいくて、練りゴマのツヤ感が陶器っぽく、寿司揚げが傘にぴったりで全体的にうまくいったのでお気に入りです」
おにぎり劇場さんの多彩な作品は、書籍「OH!ざわつくおにぎり-食べてもおいしい米アート」(小学館刊)にもまとめられています。作り方や具材なども併せて紹介されており、アイデアが盛りだくさんです。
また、2月には「朝のクフウ博 vol.2~冬の朝、温めますか~」という出展イベントも開催予定とのこと。今年も精力的に作品作りや発信をしていくおにぎり劇場さんから、目が離せませんね。
(Hint-Pot編集部)