どうしたら思いつくの？　と聞きたくなるような、アイデアが光る商品はどのように生み出されているのでしょうか。かわいくて機能的な製品アイデアを次々考案している、クリエイターのミチル（@mitiruxxx）さんが新作をX（ツイッター）で発表。今回はアルパカがモチーフです。11万件もの“いいね”が集まった驚きの機能とは。詳しいお話を伺いました。

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プロトタイプをCG制作するクリエイターのミチルさん

　身近な食べ物や動物をモチーフに、文房具や雑貨などのプロトタイプ（製品の原型）をCGで制作しているクリエイターのミチルさん。これまで、鉛筆の削りカスがカツオ節のように見えるお好み焼き型の鉛筆削りや、ティッシュの端が氷山に見えるティッシュケースなど、思わずうなってしまうようなアイデアを次々と発表してきました。Xに投稿したことで大きな注目を集め、実際に商品化したことも。

　今回、11万件もの“いいね”を集めたのは、アルパカの形をした消毒用ボトルです。ふわもふのかわいらしい見た目とは裏腹に、つばを吐いて攻撃する習性があるアルパカ。そんな特徴を逆手に取り、「頭の上を押すと、つばで威嚇するように」口から消毒液を吹き出す仕組みです。

　驚きのアイデアに、投稿のリプライ（返信）には「これは天才的なアイデアです」「本当に素晴らしいです　アイデア素敵すぎる」「毎回笑っちゃいますよ」など称賛の声が。

　また、ミチルさんが「かわいい顔にすることにこだわりました」と言うように、見た目と機能ギャップに少々悩ましい思いを抱いた人もいたようです。「何か、ちょっと嫌な気もするww　かわいいけど」「ちょっと複雑な気持ちになる……かわいい」などの声も寄せられています。

　ミチルさんによると、完成品の大きさのイメージは15センチほど。もし商品化したら「動物園に置いてほしいです」と語っています。

（Hint-Pot編集部）