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「欲しい!」の声が殺到 お好み焼き型鉛筆削りに50万人が驚き
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機能的なものからユニークなデザインまで、進化を続ける日本の文房具。その魅力は、外国人が喜ぶ日本土産の代表格に挙げられるほど。文房具集めが趣味だという人も多く存在します。そんな文房具の「あったらいいな」を形にするクリエイターのミチル(@mitiruxxx)さん。彼女が考案したアイデア文房具が大きな注目を集めています。ミチルさんに話を伺いました。
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CGとは思えないリアルさでユニークな発想を表現
たっぷりのソースにマヨネーズ、青海苔の上にはフワフワのカツオ節がのった、何ともおいしそうなお好み焼き。しかし、手前には木製の棒が刺さっており、様子が変……?
何とこれは、ミチルさんが考案したお好み焼きの形をした鉛筆削り。ただし実在はせず、ミチルさんがCG(コンピュータ・グラフィック)を使って作ったプロトタイプです。
本物そっくりなCGにも驚きですが、何よりその発想力に脱帽する人が続出。51万件もの“いいね”を集めた他、「小学生の頃これがあったら勉強する気になったかもしれない」「これが天才か……」など、リプライ(返信)が殺到しました。
また、「わぁ~これ……欲しい」「架空でなくてぜひ商品化してほしいです」「欲しいです!! 発売されたら買います!!」など、実際に販売されるのを期待する声もあふれています。
「削りカスがおかかに似ている」 メモを思い出し3時間で完成
ミチルさんによると、今回のアイデアはお好み焼き屋さんの前を通りかかった時に思い付いたそう。
「普段から思いついたことをメモしています。今回はお好み焼き屋さんを見かけて、鉛筆削りの削りカスがおかかに似ているとメモしていたことを思い出し、CGですが形にしてみました」
ツイッターで発表するデザインに関して、ミチルさんはシュールでくすっと笑えるものや単純に欲しいと思えるものにこだわっているそう。お好み焼き鉛筆削りについては、アイデアからビジュアルに落とし込むまでがとてもスムーズで、およそ3時間でプロトタイプが完成しました。
「私自身、文房具店に行くのが好きなのですが、『こんなアイテムがあったらいいな』と思うのがクセです。なので、文具好きのファンに少しでもくすっと笑ってもらえるような創作を心がけていますね」
これまでにも、たくさんの人の心をくすぐるデザインをツイッター上で発表してきたミチルさん。「長ネギの千歳飴」という案が実際に商品になったこともあります。ミチルさんは今回のお好み焼き鉛筆削りについても、「『欲しい』などの声を多くいただき、企業の目に留まりましたらぜひ商品化したい気持ちでいっぱいです」と期待を寄せています。
(Hint-Pot編集部)