夫婦分担の買い出し、抜群の連係プレー

　子育て世帯は、日々の買い出しのやりくりも大変です。たまみさんは夫婦分担の秘訣（ひけつ）を詳しく教えてくれました。

「娘を妊娠した際に、切迫流産により自宅安静指示が出たので、それから買い物は夫がメインで担当しています。食料品はポイントが貯まりやすいスーパーで週末にまとめ買いし、洗剤やオムツ、おしり拭きなどの日用品は家のものが少なくなってきたタイミングでネットで買うことが多いです。コストコやドラッグストアに行った時にネットより安ければその場で買うこともありますが、ほぼ夫がAmazonや楽天市場、ヨドバシカメラの公式通販などを見比べてネットで購入します」

　電子アプリも効果的に駆使しているそうで、「そのため私が食料品を買うことは夫より少ないのですが、毎週金曜日20:00に夫から『Todoist』というアプリに欲しい食材を入れてくださいとリマインドが来るので、冷蔵庫の中身を見てアプリに買って欲しいものを入力し、それを見て夫が買い物をしています。冷凍食品、缶詰、乾麺、レトルト食品はいつものスーパーでなく業務スーパーで月1くらいでまとめ買いしてますね」。夫婦の連係プレーが、家計と食卓を支えているのですね。

　投稿は大反響。「素晴らしい！　買い物上手！　しかも娘さん連れてこんなに沢山持って歩いたんでしょ？　すごいよ！」「これすごいです！　いちご198円やすっ　うちの近所だと全部で倍ぐらいです」「すべてのお野菜が安すぎて感動しました　駅前のスーパーだと3200円くらいしますきっと」「子連れなのもお得な買い物出来てるのも全部えらい！すごいですー！」「天才すぎる!!」「賢い買い物を選択したようですね。よくやった！」と、驚嘆の声が寄せられています。

　たまみさんは「まさかこんなに多くの反響が来るとは思わず夫を悪者にしてしまった文章にしたことを後悔しております……（笑）」と語ります。「昨今の物価高で思うように買い物ができなくなってるので、お得なもの買えたー！　とうれしい気持ちが、皆様に褒めていただけてさらに強くなりました。本当にうれしくて今回いただいたコメント、一件一件読ませてもらっています」と感激の様子です。

　娘さんの成長も実感しているそうで、「娘は歩くのが好きでお買い物にも自ら『ついていく！』と付き添ってくれますが、小さい娘を連れて買い物に行くこともお子さんがいらっしゃる方々から褒めていただけてうれしかったですね。あと白菜を1人で持てるくらい力持ちなことも（笑）。　皆様がたくさん買い物ができるようにもうちょっと物価が安くなってくれるとうれしいです」と話します。

　お得なお野菜は、栄養たっぷりのメニューに変身。買った野菜のうち、「にんじんと玉ねぎはお家ご飯用のカレーと、私の職場で食べるお昼ご飯用のトマトスープにしました。トマトスープにはほうれん草も入っています。白菜とネギはカレーが無くなったらお鍋にする予定です！」。たくさんの果物は「苺とバナナを買い過ぎじゃないか、というご意見が結構あったんですが、家族3人とも大好きなのですぐになくなるんですよね（笑）」。食べることも大好きなたまみさん一家の仲良しぶりが伝わってきますね。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）