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物価上昇…毎日の買い物は“戦いの場”に! 毎日の料理を安く上げるひと工夫5選

公開日:  /  更新日:

著者:橋浦 多美

内食の時に気をつけたい買い物の仕方。FPが教える工夫とは(写真はイメージ)【写真:写真AC】
内食の時に気をつけたい買い物の仕方。FPが教える工夫とは(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 物価上昇の波が止まりません。今月はこれが値上がり、来月はあれが値上がり……と耳に入ってくるニュースは世知辛いものばかり。買い物に出れば値段も然りで、手に取ってみると、「あれ? 内容量が少なくなっている……」と気づくことも珍しくありません。お金が貯まる人の習慣を知り、お金が貯まりやすい生活を目指すこの連載。今回のテーマは、最近耳にタコができそうになるくらいよく聞く「節約」です。毎日のおうちごはんを、ストレスなしで安く上げられるようになるひと工夫アイデアとは? ファイナンシャルプランナーの資格を持つフリーアナウンサー、橋浦多美さんが解説します。

 ◇ ◇ ◇

ひと工夫アイデア1「買い物は絶対に必要・安かったら買うに分けてリストを作る」

 買い物に行く時は、冷蔵庫やストックの状況をよく確認して、買い物リストを作ると良いでしょう。その際に「絶対に買いたいもの」「今日安かったら買いたいもの」などに分けて金額を決めます。誘惑に負けないように、できるだけリストに従った買い物を心がけましょう。

 最近はネットスーパーなども便利になってきました。時間の節約以外にも、余計なものを買いにくいというメリットがあるので、利用する価値大です。

 ただし、実際に出かける買い物もネットスーパーも、一度にまとめて買う「まとめ買い」には注意が必要。材料が余分にあると、ついつい「まだあるから」と余計に使ってしまう傾向になりがちです。特に嗜好品は、そうなる可能性が高いもの。業務用や問屋系、倉庫系スーパーで購入する場合は、消費のペースが上がらないようにしてください。

ひと工夫アイデア2「買い物の順番に気をつけよう」

 スーパーの中には、入り口付近にカラフルな野菜やフルーツを並べている店舗も多いでしょう。「わ~おいしそう!」と思わず手に取り、誘惑に負けてしまいそうになります。

 でも、野菜やフルーツは残念ながらメインのおかずにはなりませんので、注意が必要。買い物リストに従って買うのは前提ですが、ここで「1つくらいはいいか」と誘惑に負けないように、用事が済んだらさっと通り過ぎましょう。