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藤井聡太八冠 長考の末、選んだケーキは? 棋王戦第2局“勝負飯”まとめ

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

藤井八冠が午前のおやつに食べた「イチゴモンブラン」【写真提供:日本将棋連盟】
藤井八冠が午前のおやつに食べた「イチゴモンブラン」【写真提供:日本将棋連盟】

 将棋の藤井聡太八冠の「棋王」初防衛がかかる第49期棋王戦コナミグループ杯5番勝負第2局が、石川県金沢市の北國新聞会館で行われています。挑戦者は、藤井八冠と同じ2002年生まれの伊藤匠七段。2月4日の第1局では、とても珍しい「持将棋」(じしょうぎ)となり、引き分けでのスタートが大きな話題になりました。どちらが1勝目を飾るのか勝負の行方も気になりますが、第2局の“勝負飯”を振り返ってみましょう。

 ◇ ◇ ◇

藤井八冠はイチゴのモンブラン、伊藤七冠はレアチーズケーキ

 同学年の藤井八冠と伊藤七段が激突する棋王戦、注目の第2局。午前のおやつでは両者ともに、「フルーツ盛り合わせ」と「アイスティー」を注文しました。藤井八冠はさらに「イチゴモンブラン」を。伊藤七段は「レアチーズケーキ」を楽しみました。

 食事やおやつは、前日の顔合わせ会の際に選びます。ケーキは一枚の皿に盛られた数種類のなかから、実際に見て選ぶのが金沢対局での恒例。藤井八冠は皿に並んだ9種類を見て、長考していたそうです。一方、伊藤七段は迷うことなく、即座に決めました。

能登の食材がたっぷり楽しめるお弁当を両者ともに

地元食材をふんだんに使った「加賀懐石弁当」【写真提供:日本将棋連盟】
地元食材をふんだんに使った「加賀懐石弁当」【写真提供:日本将棋連盟】

 昼食休憩ではふたりとも「加賀懐石弁当」をオーダー。地元の食材を使用した、上品な料理が並びます。詳細なメニューは次の通り。

【千代口】能登生子酢、牛ふき味噌焼き 大浜大豆白和え、一寸豆、能登ふぐ塩糀揚げ、浅月
【お造り】鮪とろ、甘えび、赤烏賊
【焼き物】のど黒塩焼 蟹押し寿し、千枚かぶら、ぶり砧巻
【洋物】能登牛角切りステーキ 能登旬菜添え
【酢の物】ずわい蟹うるい和え 能登春菊、鯵翁巻、梅貝、酢取り茗荷
【食事】蟹めし
【香の物】四種盛り
【留椀】蟹真丈 菜の花、珠洲岩のり
【果物】蓮根かん、苺、金箔

地元ホテル自慢のレーズンサブレーに注目

藤井八冠、午後のおやつは自慢のレーズンバターサンドやフルーツ盛り合わせ、アップルジュースを【写真提供:日本将棋連盟】
藤井八冠、午後のおやつは自慢のレーズンバターサンドやフルーツ盛り合わせ、アップルジュースを【写真提供:日本将棋連盟】

 食の好みが合うのか、ふたりは午後のおやつでも、ほとんど同じメニューをチョイスしました。「フルーツ盛り合わせ」は、午前とは違う種類のフルーツが。珍しい白イチゴものっています。

 さらに、金沢ニューグランドホテル自慢の「レーズンサンド」も。果肉たっぷりのレーズンとフレッシュバターを使用したクリームを、風味豊かなアーモンドサブレーで挟んだ逸品です。

 飲み物はそれぞれ別のものを。藤井八冠は「アップルジュース」、伊藤七冠は「紅茶」を合わせました。

 棋王戦は1日制で持ち時間各4時間。終局は同日夜の見込みです。シリーズ初白星をあげるのはどちらになるのか、ますます注目が高まっています。

(Hint-Pot編集部)