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「最高すぎる!」 日本発祥のグルメに外国人観光客が感激 コンビニでも買える2種類のパンとは
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外国人観光客にとって、大きな魅力である日本の食。ラーメンや寿司に限らず、旅行を機に新たに見つけた日本のグルメに魅了される人も数多くいます。初訪日だという、ブラジルからやってきた3人組に話を聞いたところ、日本発祥のパンを大絶賛。ブラジル人が驚いた、コンビニエンスストアでも購入できるパンとは何なのでしょうか。
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広島で食べた総菜パンに感激! 揚げたてを堪能
初訪日だというブラジル人のナンダさん、ギジェルメさん、ジュリアンさん。「日本に来ることが夢だった」という3人は、東京、京都、奈良、広島などを3週間かけて周る予定だそうです。
すでにさまざまな場所で日本の食を堪能しているという3人ですが、なかでも、ギジェルメさんとナンダさんには気に入ったものがありました。
「僕にとって一番おいしかったのは、カレーパン! 宮島で食べたカレーパンが最高だったよ。なかに日本のマイルドなカレーが入っていて、揚げてあるんだ」と興奮しながら話します。
惣菜パンの代表格でもあるカレーパンは、カレーがパンに包まれ、揚げたり焼かれたりしているものが一般的です。日本人であれば、1度は食べたことがある人も多いでしょう。「宮島で食べたのは揚げたてだったんだ!」と、ギジェメルさんはその味に感激したといいます。
日本カレーパン協会によると、諸説あるものの、日本が発祥。東京都江東区にあるパン店「名花堂(現在はカトレア)」が1927年に実用新案登録した洋食パンが元祖といわれているそうです。
今ではコンビニエンスストアなどでも手軽に揚げたてのカレーパンを買うことができ、サクサクの衣や熱々のカレーの味は、日本人にとっても垂涎ものですよね。
菓子パンの代表格 メロンパンにも夢中
カレーパンの魅力を語るギジェメルさんの隣で、「メロンパンもいいわ!」と、ナンダさんは目を輝かせます。
メロンパンといえば、こちらも日本発祥で、人気の菓子パンのひとつ。ビスケット生地をパン生地に被せて焼いた甘いパンで、格子状の模様がマスクメロンに似ていることから、そのような名称になったという説も。また、地方によっては「サンライズ」と呼ばれることもあり、カレーパン同様、日本人に親しみ深いパンです。
「カレーパンもメロンパンも最高すぎる! コンビニに行けばいつでも手に入ることも魅力だよね」
初訪日ながら、いつでもどこでも手に入れられることもしっかりわかっている3人。滞在中、日本人に長く愛されている味をたくさん堪能してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)