Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

カルチャー

「月に75万円」 スイスの保育園料に日本人ママが悲鳴 一般家庭の子育て方法とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

心がリラックスできていなかったAmiさん 日本帰国後は「健康になった」

日本の保育園に通っている長男ミオくん【写真:Hint-Pot編集部】
日本の保育園に通っている長男ミオくん【写真:Hint-Pot編集部】

 保育園を利用することは、子どもたちの成長だけでなく、Amiさんにとっても良い影響がありました。

 スイスでは、週1日の保育園以外は“ワンオペ”状態のAmiさん。ファビオさんの仕事は家族経営で、時期によっては残業も多く、週末も半日だけ仕事になることが多々あるそうです。そのため、リラックスする時間がなかなかありません。

「子育てしているお母さんたちって、子どもたちから目を離せないので、常に気を張っています。いっぱいいっぱいになってしまって、疲れている方がとても多いと思うんです。日本に帰国後、スイスでは週末に夫が子どもを見てくれているとしても、心からリラックスができてない状態が続いていたというのがよくわかりました。今回の帰省で、自分が健康的になりました(笑)」

 実家では、両親や弟妹など、たくさんの目があるなかで子育てをしている安心感があるというAmiさん。スイスは子どもたちがのびのびと遊べる住居環境ではないため、現在、ファビオさんが育児に適した新居を探してくれているそう。それもあり、当初は3か月程度でスイスに戻る予定でしたが、滞在を少し延長することにしました。

 3月に日本へ一緒に来たファビオさんは、2週間足らずでスイスに戻りましたが、今月にはまた来日を予定しているそう。久しぶりに家族全員水入らずの時間を、日本で楽しんでほしいですね。

(Hint-Pot編集部)