カルチャー
「劇的な変化」をさせた日本の保育園の給食 スイス育ちの偏食男児が一変
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卵かけごはんにドハマりしているふたり
日本では食欲が止まらないミオくんとリノくん。スイスでもAmiさんが作る日本食を食べているため、とくに納豆と麺類は大好物です。日本へ来ても、納豆ごはんをもりもり食べるミオくんの姿が紹介されていましたが、実は新たにおいしさに気づいた日本の食べ物があるそうです。
「ミオは最近、イクラのお寿司が大好き。昨年の一時帰国したときに初めて食べたのですが、今回帰ってきてイクラを見て思い出したみたいです(笑)。イクラを見た途端に『これ、食べたい!』って。北海道なので、幸いどこにでもあって助かっています」
さらに、日本人のソウルフードともいえるメニューにもハマっているそう。それは、卵かけごはんです。Amiさんの実家で飼われているニワトリが産んだ卵を使った贅沢な一杯に、ミオくんはすっかりハマってしまったそう。スイスをはじめとする海外では生卵を食べる習慣がないため、子どもたちにとって新鮮な味わいなのかもしれません。
しかし、生食を前提として衛生管理が徹底されている日本と違い、スイスでは加熱調理が前提です。スイスに戻ってからも、卵かけごはんをリクエストされたらどうしようか、頭を悩ませているAmiさん。「これだけハマってしまっていると困りますが、焼くなどして、火をなるべく通して食べさせるしかないですね」と苦笑しました。
日本の食べ物のおいしさに、目覚めてしまったミオくんとリノくん。スイスに戻っても、好き嫌いせずいろいろなものをたくさん食べて、元気に成長していってくださいね。
(Hint-Pot編集部)