カルチャー
「つい声が小さくなります」 日本のマナーを尊重するオーストラリア人観光客 一番ハマった日本食とは
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日本の電車は通話が原則禁止だったり、公共の場では静かに過ごしたりと、日本には訪日外国人観光客が驚くマナーがさまざまあります。オーストラリアから来た三人組は、そうした振る舞いにとても感心したそう。日本の空気になじみながら、各地の観光を楽しみました。旅のなかで、一番おいしかった日本食とはなんだったのでしょうか。
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18日間で各地を観光 東京で驚いたことも
築地市場で食べ歩きを楽しんでいた、オーストラリア人のニキータさんとローレンさん、クロウィーさん。学生時代から仲良しの三人は、18日間かけて東京、長野、大阪、京都を観光しています。
ローレンさんは東京に来て、まず気づいたことがあるそう。それは、オーストラリアとは違い「大声で話す人がいない」ということ。
「日本人には、周りを敬う気持ちがあるからでしょう。人に優しいのは、日本ならではだと感じました。私たちもつい声が小さくなります(笑)」
日本では、公共の場では静かにするなど、ほかの人に配慮した行動を幼い頃から家庭や学校で教わります。郷に入っては郷に従え。ローレンさんたちは日本の文化を理解し、尊重しながら観光を楽しんでいるようです。
イチゴを選んだローレンさん ニキータさんの一番は?
日本の文化に触れながら、各地で食も満喫してきた三人。とくに印象に残った食べ物とはなんだったのでしょうか。ローレンさんは、日本の高品質なフルーツの虜になったようです。
「日本のイチゴは、ほかの国で食べるイチゴとは全然違いますね。すごく甘くて、まだまだ食べたいです」
一方、おいしかったものをたくさん挙げたニキータさん。数々の料理を押さえて一番だったのは、意外な料理でした。
「お刺身に、和牛の串焼き、あとラーメンがやっぱりおいしかったです。でも、ツナのおにぎりが今のところ一番ね」
訪日外国人観光客が、必ずといっていいほど立ち寄る日本のコンビニエンスストア。とくに、手軽に食べられて、さまざまな具が楽しめるおにぎりが人気です。
とりわけ、ニキータさんも気に入ったツナマヨは、好きなおにぎりの具ランキングで常に上位の定番。ツナの旨味とマヨネーズのまろやかさは、おにぎりに慣れていない外国人もハマるおいしさのようです。
日本人の振る舞いや食べ物など、さまざまな日本の一面を感じ取ってくれた三人。またぜひ日本へ遊びに来てほしいですね。
(Hint-Pot編集部)